笑点風大喜利寄席

50年を超えた長寿番組「笑点」。中でも大喜利は、メンバーのキャラクター人気もあり、愛されつづけています。そんな大喜利の構成を拝借し、オリジナルの問答をつくっていくパロディブログです。川柳やなぞかけなども掲載しています。

105. 大喜利 お題 「値切ってください」

いろんなものを値切ってください。まけてよと言ってください。わたしが、「ムリです」と言いますので、続けてください (このお題は、今週の放送からお借りしています)




1.貴久翁師匠「この車もう少し安くしてよ」
        翔太師匠 「ムリです」
        貴久翁師匠「だって、逆走防止機能付いてないだろ」
  翔太師匠    「そんなもんないでしょ」




2.産平師匠 「テレビの修理代安くなりませんか」
        翔太師匠 「ムリです」
        産平師匠 「修理しても、座布団取られるのが減らないんですよ」
  翔太師匠 「テレビのせいじゃないでしょ!1枚取って」




3.古遊三師匠「この精力剤まからない?」
        翔太師匠 「ムリです」
        古遊三師匠「袋とじにするか」




4.縁楽師匠「この不動産取得税払いたくないんですけど」
        翔太師匠「ムリです」
        縁楽師匠「だって、庭にゴミがたくさん埋まってたんだよ」




5.泰平師匠 「翔太師匠、ギャラ少し安くなりませんか
        翔太師匠 「ムリです」
        泰平師匠 「やっぱり、泰平師匠に出演を頼もう
  翔太師匠 「ちょっと、人の仕事を勝手に減らさないで!」




6.行楽師匠「葬式代まけてください」
        翔太師匠「ムリです」
        行楽師匠「二度としませんから」




7.泰平師匠「古遊三師匠の保釈金まけてください
        翔太師匠「ムリです」
        泰平師匠「入っててもらうか」




8.古遊三師匠「この食事代、少しまかりませんかね」
        翔太師匠 「ムリです」
        古遊三師匠「黙って帰るよりはいいでしょ」




9.貴久翁師匠「貴久蔵ラーメン、安くなりませんか」
        翔太師匠    「ムリです」
        貴久翁師匠「やっぱり美味いからねぇ」




10.縁楽師匠「消費期限今日までなんだから、まけてください
        翔太師匠「ムリです」
        縁楽師匠「またシール貼り換えるんだな、貴久蔵ラーメン

 

 

 

*以下にお勧めの問答の番号をアトランダムに挙げました。よろしければ覗いてみてください。サイドバーの検索窓に番号を入力すると該当ページが表示されます。15,95,129,155,158,159,178,211,221,234,237,244,273,279,303,309,310,345,
351,355,
408,410,514,517,528,541,570,579

*ブログ全体(トップページ)をご覧になる場合は、上にあるブログタイトル部分をクリック(タップ)してください

 *定番の大喜利問答のほか、川柳やなぞかけ、狂歌などを時折掲載しています。サイドバーの検索まどにキーワード(たとえば、川柳)を入力すると、該当するページが表示されます

104. 大喜利 お題 「笑点なんでも鑑定団」

これくらいの価値だろうと思惑で高値を付けたり、まぁこんなところかなどと、ものの価値についてはそれぞれの考え方がありますよね。そこで、みなさんは、こういうものがありますと言ってください。わたしが鑑定士になって、「たいした値はつきませんね」と言いますので、さらに続けてください
(今回はコント風掛け合いにしてみました)


1.縁楽師匠 「これは唄丸師匠の爪のアカなんですが」
  翔太師匠 「たいした値はつきませんね」
        縁楽師匠 「もうすぐ品切れだよ」
        翔太師匠    「ご自分で飲んだらどうですか」
        縁楽師匠 「ハゲないか」

2.産平師匠    「これは亡き父が禁煙するまで使っていた灰皿です」
        翔太師匠    「たいした値はつきませんね」
        産平師匠    「どうもスイマセーン♪   ゆうべ寝ないで考えたんすから」
        翔太師匠 「身体だけは大事にしてください」
        産平師匠    「こうやったら笑ってください」

3.古遊三師匠「これ、翔太師匠のメガネ。千円くらいですかねぇ」
        翔太師匠 「たいした値は・・・フレームは高いんです」
        古遊三師匠「縁に恵まれない中古のメガネだよ」
        翔太師匠    「縁なしメガネじゃないでしょっ」

4.古遊三師匠「これは独身落語家の家なんですがね、3千万円くらいかな」
        翔太師匠 「それ、わたしの家!そんな安くないでしょ!」
        古遊三師匠「だけど、小さい家だよ。しかも中古。中年男の一人住まい」
        翔太師匠    「世田谷ですよ、世田谷! 美人の幽霊も付いてます」
        貴久翁師匠「それでアシ元を見られちゃうんだ」
        古遊三師匠「殺しはマズイよ」

5.泰平師匠    「古遊三師匠の実家の権利証です」
        翔太師匠    「たいした値はつきませんね」
        泰平師匠    「大月の竪穴ですから」
        古遊三師匠「秩父の実家は、横穴だろ。セメントで固めた」

6.行楽師匠    「しのぶ亭の権利証です」
        翔太師匠 「たいした値はつきませんね」
        行楽師匠    「落語という付加価値が付いてるんです」
        縁楽師匠 「デイサービスに落語が付いてるんだっけ?」  
        行楽師匠    「地域の老人センターじゃないんだから」

7.貴久翁師匠 「わたしのお墓です」
        翔太師匠  「たいした値はつきませんね」
        貴久翁師匠 「入ってませんからね」
        縁楽師匠  「入ったら使用済みになっちゃうよ」

8.縁楽師匠  「過去10年間の笑点カレンダーです。全員のサイン入り」
        翔太師匠  「たいした値はつきませんね」
        縁楽師匠  「来年から一人ずついなくなって価値が上がるよ」
        翔太師匠     「みなさん、順番を数えないの」

9.産平師匠     「お金じゃ買えないわたしの夢です」
        翔太師匠  「お金じゃ買えないものを持ってこないで」
        産平師匠     「名司会の座って言おうとしたんだけどな」
        翔太師匠  「お金じゃ買えない座布団2枚さしあげて」
        縁楽師匠  「その席、お金で買ったんじゃなかったっけ?」

10.泰平師匠  「笑点座布団をクッションにしてみました」
         翔太師匠     「それ、いいじゃない。売れるかも」
         泰平師匠     「非売品だから、いい値が付くんじゃない」
         翔太師匠     「売ったら、非売品じゃなくなっちゃうか」
         縁楽師匠  「座布団10枚出たときの視聴者プレゼントにしたら
                                  どうだ。でも、10枚出ないからな」

 

103. 大喜利 お題 「帰るコール」

夫が、まっすぐ帰宅することを知らせるために電話することを「帰るコール」と呼ぶことがあります。そんなとき、外出中であることを知らせる奥さんのメッセージが入っていたとします。留守録を促されます。さあ、夫であるみなさんはどんなメッセージを入れますか。奥さん役のわたしのアナウンスに続けて言ってください。



1.翔太師匠   「ただいま外出中です。メッセージをどうぞ」
        泰平師匠   「わたしも外出先から電話しております」


2.翔太師匠   「ただいま外出中です。メッセージをどうぞ」
        産平師匠   「まさか、息子を根岸に預けたんじゃないだろうな」


3.翔太師匠   「ただいま外出中です。メッセージをどうぞ」
        縁楽師匠   「どうぞごゆっくり」


4.翔太師匠    「ただいま外出中です。メッセージをどうぞ」
        古遊三師匠「保釈金が必要だ。帰れないコールだ」


5.翔太師匠    「ただいま外出中です。メッセージをどうぞ」
        貴久翁師匠「あなた、だーれ?」


6.翔太師匠 「ただいま外出中です。メッセージをどうぞ」
        行楽師匠    「また俺抜きで、日テレの食堂か」


7.翔太師匠 「ただいま外出中です。メッセージをどうぞ」
        泰平師匠 「なんか、向うのほうから呼ばれている。これから急きょ、山多さんの送別会だって。やっぱり帰れません」


8.翔太師匠 「ただいま外出中です。メッセージをどうぞ」
        縁楽師匠 「メール見てくれた?」


9.翔太師匠    「ただいま外出中です。メッセージをどうぞ」
        貴久翁師匠「保健所が来るかもしれないから、家に帰らないように」


10.翔太師匠    「ただいま外出中です。メッセージをどうぞ」
        古遊三師匠 「だれ? あれ? ヤベっ!」

 

102. 大喜利 お題 「確定申告」

確定申告の時期です。みなさんもいろいろな経費がかかっていると思います。そこで、みなさんは税務署へ行って、これは経費です、認めてくださいなどと言ってください。わたしが税務署の人になって、「それは認められません」と言いますので、さらに続けてください。

 

 


1.貴久翁師匠「オムツ代を必要経費として認めてください」
        翔太師匠 「それは認められません」
        貴久翁師匠「仕事をするのに必要なんです」



2.行楽師匠「このスーパーの領収書は、仕事上の贈答品を買ったものです」
        翔太師匠「それは認められません」
        行楽師匠「ただし納豆など、と書いてあるか」



3.泰平師匠 「このタクシー代は医療費として控除できませんか」
        翔太師匠 「それは認められません」
        泰平師匠 「貴久蔵ラーメン食べたあと、具合が悪くなって使ったタクシーなんですが」



4.古遊三師匠「自首するときに使ったタクシー代は経費ですよね」
        翔太師匠 「それは認められません」
        古遊三師匠「えっ、なぜここにいるかって? もう少しで刑期は終わります」



5.縁楽師匠「この香典は高額かもしれませんが、大恩ある方ですので」
        翔太師匠「それは認められません」
        縁楽師匠「もしかして、まだ存命中なの知ってました?」



6.泰平師匠「このサングラス代は、仕事上の付き合いで買ったものです」
        翔太師匠「それは認められません」
        泰平師匠「仕事の先輩から、もう撮られないだろうって売りつけられたんです」



7.産平師匠「どうしてこのタクシーの領収書はダメなんですか」
        翔太師匠「それは認められません」
        産平師匠「笑点に出ている時間帯だと言われてもねぇ」



8.行楽師匠「しのぶ亭は赤字なんです」
        翔太師匠「それは認められません」
        行楽師匠「縁楽師匠のギャラが高いんです」



9.縁楽師匠「しのぶ亭に出ているのは、ボランティアなんです」
        翔太師匠「それは認められません」
        縁楽師匠「行楽師匠が何を言ったか知りませんが」



10.古遊三師匠「その食事の領収書は、打ち合わせです」
         翔太師匠   「それは認められません」
         古遊三師匠「ちゃんと払ったときのものですよ」

 

101. 大喜利 お題 「ありえないよ」

会話ではよく、「ありえないよ」という言葉をかんたんに使っているような気がします。そこで、みなさんは、ありえないよと思うことを言ってください。わたしが、「どうしてそう言えるんですか?」と訊きますので、そう思う訳を言ってください。




1.古遊三師匠「お金を払って食べるなんてありえないよ」
       翔太師匠    「どうしてそう言えるんですか?」
       古遊三師匠「取調室での話しだよ」

 



2.泰平師匠 「座布団10枚なんてありえないよ」
       翔太師匠 「どうしてそう言えるんですか?」
       泰平師匠 「どうしてそう言えるんですか?」

 



3.縁楽師匠 「日米貿易摩擦が起こらないなんてありえないよ」
       翔太師匠 「どうしてそう言えるんですか?」
       縁楽師 匠「アメリカが、日本人が買いたくなる車をつくれば別だけど」

 



4.古遊三師匠「おれが将来人間国宝? ありえないよ」
       翔太師匠 「どうしてそう言えるんですか?」
       古遊三師匠「ま、そこまで言うなら」

 



5.貴久翁師匠「噺家が高座で噺に詰まるなんてありえないよ」
       翔太師匠    「どうしてそう言えるんですか?」
       貴久翁師匠「忘れたら、別の噺とつなげればいいんだよ」

 



6.産平師匠 「宝くじの1等が当たるなんてありえないよ」
       翔太師匠 「どうしてそう言えるんですか?」
       産平師匠 「買ってないから」

 



7.貴久翁師匠「貴久蔵ラーメンに三ツ星が付くのはありえないよ」
       翔太師匠 「どうしてそう言えるんですか?」
       貴久翁師匠「ミシュランなんて、見知らん・・・」

 



8.縁楽師匠 「きゃりーぱみゅぱみゅとの共演なんてありえないよ」
        翔太師匠「どうしてそう言えるんですか?」
        縁楽師匠「じゃ、言ってみて」

 



9.泰平師匠    「古遊三師匠が有罪なんてありえないよ」
       翔太師匠 「どうしてそう言えるんですか?」
       泰平師匠    「芸も盗んでないのに」
  古遊三師匠「座布団全部取ってくれよ」

 

 


10.行楽師匠「人間が鳥のように飛べるなんてありえないよ」
        翔太師匠「どうしてそう言えるんですか?」
        行楽師匠「羽が生えて飛んでいくのはお札だけだよ」