笑点風大喜利寄席

50年を超えた長寿番組「笑点」。中でも大喜利は、メンバーのキャラクター人気もあり、愛されつづけています。そんな大喜利の構成を拝借し、オリジナルの問答をつくっていくパロディブログです。川柳やなぞかけなども掲載しています。

123.【再掲】大喜利 お題「100年後の子孫に会ってひと言」

みなさんは、タイムマシンで100年後の世界へ行きます。そこで、みなさんの子孫に会って、なにか言ってください。子孫のわたしが、「うん、そうだよ」と返事をしますので、さらに続けてください


1.行楽師匠 「うれしいな。しのぶ亭が地図に載っているじゃないか」

        翔太師匠 「うん、そうだよ」
        行楽師匠 「あれ、よく見ると、しのぶ亭・・跡・・」

 

2.貴久翁師匠「おお、わたしの写真が飾ってあるじゃないか」
        翔太師匠    「うん、そうだよ」
        貴久翁師匠「どうして横にキュウリが置いてあるんだ?」

 

3.縁楽師匠    「そうかそうか、今では伝説の噺家になっているのか」
        翔太師匠    「うん、そうだよ」
        縁楽師匠    「ほかの笑点メンバーの名前は残ってないのか」

 

4.古遊三師匠「なんだおまえ、翔太師匠の子孫と友だちなんだって」
        翔太師匠 「うん、そうだよ」
        古遊三師匠「そうか、100年前に、タチの悪い女にだまされたんだな」
        翔太師匠 「座布団、全部取って!」

 

5.泰平師匠   「わたしのお墓はこんなに立派なのか」
        翔太師匠   「うん、そうだよ」
        泰平師匠   「ゴミの古墳か?」

 

6.産平師匠   「林家の家がこんなにもにぎわっているとは」
        翔太師匠   「うん、そうだよ」
        産平師匠   「あれ、そば屋になったのか?」

 

7.貴久翁師匠「貴久翁宇宙食までつくってるのか」
        翔太師匠 「うん、そうだよ」
        貴久翁師匠「宇宙に保健所はないのか?」

 

8.縁楽師匠    「こんなに子孫が大勢いるのか」
        翔太師匠    「うん、そうだよ」
        縁楽師匠    「DNA鑑定はしないようにな」

 

9.古遊三師匠「この賞状はわたしがもらったものか?」
        翔太師匠 「うん、そうだよ」
        古遊三師匠「重要無形文化財保持者? あぁ、人間国宝か」

 

10.泰平師匠 「このわたしの写真は正しいのか?」
         翔太師匠   「うん、そうだよ」
        泰平師匠    「24時間マラソンの写真の日付が、どうして2017年なんだ?!」

 

122. 大喜利 お題 「こんな映画はどうでしょう」

古今東西、いい映画がありますよね。そんな映画のタイトルをちょっと変えて、こんな映画をつくります、つくりましたと言ってください。わたしが、「どんな映画ですか?」と訊きますので、答えてください。


1.泰平師匠 「走れるかメロス」
        翔太師匠 「どんな映画ですか?」
        泰平師匠 「走れずメロメロ」

2.産平師匠    「エキストラウォーズっていうのはどうでしょう」
        翔太師匠    「どんな映画ですか?」
        産平師匠    「エキストラのみんなが目立ちたがるバトルです」

3.貴久翁師匠「ボクの名は?」
        翔太師匠 「どんな映画ですか?」
        貴久翁師匠「ワカンナイ」

4.古遊三師匠「自転車泥棒」
        翔太師匠    「そのままじゃないですか。昔のイタリア映画ですよね」
        古遊三師匠「日本版リメイク。もちろん主役はわたししかいないな」

5.縁楽師匠    「八人の侍」
        翔太師匠    「どんな映画ですか?」
        縁楽師匠    「あ、一人はもうすぐいなくなるらしい」

6.行楽師匠   「となりのトロロ」
        翔太師匠   「どんな映画ですか?」
        行楽師匠   「日本麦めし協会のPR映画」

7.貴久翁師匠「2020年宇宙の旅っていうのはどうカニ」
        翔太師匠 「どんな映画ですか?」
        貴久翁師匠「五輪の聖火に見送られて、この辺の2、3人が旅立つの」
        古遊三師匠「どうぞ、お一人で」


8.泰平師匠    「山梨番外地」
        翔太師匠 「どんな映画ですか?」
        泰平師匠    「番地もない大月の在で、クマに育てられた少年の愛の物語」

9.産平師匠    「グロッキーっていう映画がいいと思うんですが」
        翔太師匠    「どんな映画ですか?」
        産平師匠    「サンドバッグ状態の産平のドキュメンタリーです」
        翔太師匠 「がんばってね。座布団2枚差し上げて」

10.古遊三師匠「蜜との遭遇」
         翔太師匠    「どんな映画ですか?」
         古遊三師匠「決まってるだろ。古遊三、壇蜜愛の物語」
         翔太師匠    「気分が悪くなったところで、大喜利、この辺でっ!」

121. 大喜利 お題 「目撃者」

今は、携帯電話やスマホに性能がよいカメラが付いていますから、いつでもどこでも何でも撮れちゃうんですね。つまり、あらゆるところに証拠をもつ目撃者がいるというわけです。そこで、みなさんは目撃者になって目撃談を語ってください。わたしが、「どんなものを撮ったんですか?」と訊きますので、答えてください

1.産平師匠    「まさかありえないものを目撃しましたよ」
        翔太師匠    「どんなものを撮ったんですか?」
        産平師匠    「翔太師匠が、なんと、女性と歩いてたんですよ。ニューハーフかもしれないんですが」

2.泰平師匠    「いやぁ、スクープ、スクープ。ついに尻尾をつかまえた」
        翔太師匠    「どんなものを撮ったんですか?」
        泰平師匠    「某噺家の犯行現場」

3.古遊三師匠「噂はやっぱり本当だった」
        翔太師匠    「どんなものを撮ったんですか?」
        古遊三師匠「深夜帰宅した泰平師匠が庭にテントを張ってた」

4.縁楽師 匠   「豊洲の地下に潜ってきた」
        翔太師匠 「どんなものを撮ったんですか?」
        縁楽師匠    「お金がたくさん捨てられてたよ」

5.行楽師匠    「パワースポットってスゴイね」
        翔太師匠    「どんなものを撮ったんですか?」
        行楽師匠    「元気が出るしのぶ亭だけどね」

6.貴久翁師匠「決定的瞬間を見たよ」
        翔太師匠 「どんなものを撮ったんですか?」
        貴久翁師匠「だけど、スマホの使い方がわからなかったの」


7.行楽師匠 「宇宙人に遭遇しました」
        翔太師匠 「どんなものを撮ったんですか?」
        行楽師匠 「となりに、3D化したものが」

8.縁楽師匠 「広告塔っていろいろあるんだね」 
        翔太師匠 「どんなものを撮ったんですか?」
        縁楽師匠    「首相夫人に似てたんだけど、まさかね」

9.産平師匠    「嫁姑の対立がありました」
        翔太師匠 「どんなものを撮ったんですか?」
        産平師匠    「とても近づけません」

10.古遊三師匠「現場目撃者になったよ」
        翔太師匠    「どんなものを撮ったんですか?」
        古遊三師匠「袋とじ」

120. 大喜利 お題 「浦島太郎」

ご存知、浦島太郎。竜宮城から玉手箱のおみやげをもらって帰ってきて、開けたら煙が出てお爺さんになったそうです。すでにお爺さんになっている回答者も多いですが、それはさておき、玉手箱を開けてひと言言ってください。




1.貴久翁師匠「あれ、若くなってる!」
        翔太師匠 「煙の設定が若目だったんですね」

 

 

2.産平師匠   「わっ、煙が!火はないな。新式の電子タバコか」

 

 

3.縁楽師匠   「鯛や平目の刺身でも入ってるのかと思ったら、加齢(鰈)
だったよ」

 

 

4.古遊三師匠「この程度の煙じゃ、ドロンできないな」

 

 

5.行楽師匠    「子どもたち、手品じゃないから見てても何も出ないよ」

 

 

6.泰平師匠    「あれっ、おばあさんになっちゃった」

 

 

7.貴久翁師匠「何もたまってないのに、たまって箱?」

 

  

8.縁楽師匠    「よい思い出がいっぱいだ。煙は天国まで昇って行くのかな」

 

 

9.泰平師匠    「あれっ、ニューハーフになっちゃった

 

 

10.古遊三師匠「重箱の隅ををつついても何も出てきやせんぜ」

 

 

 

 

119. 大喜利 お題 「ティファニーで朝食を」

オードリー・ヘップバーンが早朝、ティファニーの前でパンをかじりながらショーウィンドウを見つめる後ろ姿がとても印象的でした。そこで、そんな情緒的な光景とは無関係なみなさんは、どこどこで何を食べたいと言ってください。わたしが、「どうしてですか?」と訊きますので、さらに続けてください。




1.縁楽師匠 「横浜中華街でおいしい中華を食べたい」
        翔太師匠 「どうしてですか?」
        縁楽師匠 「葬式は疲れるから、打ち上げくらいはパッとね」



2.泰平師匠    「縁楽師匠の家で、おいしいお刺身をご馳走になりたい」
        翔太師匠    「どうしてですか?」
        泰平師匠    「立派なマッグロが出てきそうだから」



3.貴久翁師匠「川のそばでキュウリが食べたい」
        翔太師匠    「どうしてですか?」
        貴久翁師匠「ちょっと、前世を思い出したの」



4.古遊三師匠「桜田門でカツ丼が食べたいな」
        翔太師匠    「どうしてですか?」
        古遊三師匠「本庁だよ、本庁」



5.産平師匠    「高級ステーキハウスで黒毛和牛をたらふく食べたい」
        翔太師匠    「どうしてですか?」
        産平師匠    「翔太師匠がおごってくれるって言うから」
        翔太師匠    「言ってない!」



6.行楽師匠    「家でカミさんのおいしい手料理が食べたい」
        翔太師匠 「どうしてですか?」
        行楽師匠    「翔太師匠の寝言でした」



7.泰平師匠    「大月で木の根っ子を食べたい」
        翔太師匠 「どうしてですか?」
        泰平師匠    「知らないの?一番のごちそうなんだよ」



8.古遊三師匠「秩父でヤモリの塩焼きが食べたい」
        翔太師匠 「どうしてですか?」
        古遊三師匠「村一番のごちそうなんだよ」



9.縁楽師匠    「国有地でゴミを食べたい」
        翔太師匠    「えっ、どうしてですか?」
        縁楽師匠    「ゴミがおいしいものに変身するらしいよ」



10.貴久翁師匠「質素に、下町であさりご飯が食べたい」
        翔太師匠    「あっさりしてるからって言うんじゃないでしょうね」
        貴久翁師匠「あのねぇ・・・バカ貝の炊き込みご飯でもいいんだけど」