笑点風大喜利寄席

50年を超えた長寿番組「笑点」。中でも大喜利は、メンバーのキャラクター人気もあり、愛されつづけています。そんな大喜利の構成を拝借し、オリジナルの問答をつくっていくパロディブログです。川柳やなぞかけなども掲載しています。

144. 大喜利 お題 「金持ちだなぁと思うとき」

何をもって金持ちと感じるかは人それぞれだと思います。みなさんはお弟子さんがいっぱいいたり、借金があったりで金持ちかどうかはわかりませんが、それとは関係なく問題。「金持ちだなぁ」と思うときはどんなときかを言ってください

 

 

1.行楽師匠 「地方公演に行って、主催者から豪華郷土料理をご馳走になるとき」  

  翔太師匠 「それ、自分のお金じゃないでしょ」

 

 

2.貴久翁師匠「貴久蔵ラーメンを大量に出荷して、大量に返品されてくる前」
        翔太師匠 「なんだかかわいそうだから、座布団差し上げて」

 

 

3.縁楽師匠    「確定申告をして、税金を払う前。キチンと申告しているから」
  翔太師匠 「縁楽師匠は税の本も出してますからね。座布団1枚」

 

 

4.古遊三師匠「金を払わずに店を出てきたとき」
        翔太師匠 「それ、財布のお金が減らないっていうことでしょ!」
        古遊三師匠「そうとも言う」

 

 

5.泰平師匠    「行楽師匠といっしょにいるとき」
  翔太師匠 「お弟子さんもたくさんいるし、しのぶ亭もがんばってますからね。行楽師匠に座布団2枚差し上げて」

 

 

6.産平師匠   「家族を養っていけると思ったとき」
        翔太師匠   「座布団2枚取って」

  

 

7.古遊三師匠「独身貴族の翔太師匠におごってやったとき」
        翔太師匠    「そんなことありましたっけ?」
        古遊三師匠「一人で逃げ遅れたからな」
        翔太師匠    「それじゃこっちがおごってるんでしょ。座布団1枚取って」

 

 

8.泰平師匠   「カミさんに内緒にできる収入があったとき」
        翔太師匠   「座布団1枚取って」

 

 

9.縁楽師匠   「襲名披露でご祝儀がいっぱい入るであろうとき」
        翔太師匠   「また狙ってますね」

 

 

10.古遊三師匠「家の自転車が10台になったとき」
         翔太師匠    「スーパーカーじゃないんですね」
         古遊三師匠「スーパー自転車。スーパーに買い物にいくママチャリ」

 

143. 大喜利 お題 「お白洲でひと言」

時代劇では奉行所のお白洲がよく登場します。お奉行さまが最後の取調べをして、一件落着。おなじみのシーンですよね。みなさんはお白洲に座る罪人。わたしがお奉行さま。みなさんは、お奉行さま、そんな罪は犯していませんと罪状を否認してください。わたしが、「そのような申し開きは通用せぬぞ」と言いますので、返してください

 

 

1.古遊三師匠「お奉行さま、おなごをたぶらかすわけがありません」
        翔太師匠    「そのような申し開きは通用せぬぞ」
        古遊三師匠「あちらから寄ってくるのでございます」

 

2.泰平師匠  「お奉行さま、甲州で悪さは働いておりません」
        翔太師匠  「そのような申し開きは通用せぬぞ」
        泰平師匠  「あそこは、古遊三という山賊の縄張りでございます」

 

3.行楽師匠  「お奉行さま、わたしは山賊一味などではございません」
        翔太師匠  「そのような申し開きは通用せぬぞ」
        行楽師匠  「たまたま隣に座っているだけでございます」

 

4.縁楽師匠  「お奉行さま、土地をだまし取ったなど濡れ衣でございます」
        翔太師匠  「そのような申し開きは通用せぬぞ」
        縁楽師匠  「ぜひ、御台所さまの話も聞いてみてください」

 

5.貴久翁師匠「お奉行さま、店の客に悪い食べ物は出しておりません」
        翔太師匠    「そのような申し開きは通用せぬぞ」
        貴久翁師匠「今、出前が来ます。食べてチョンマゲ」

 

6.産平師匠  「お奉行さま、スリをするほど手先が器用ではございません」
        翔太師匠  「そのような申し開きは通用せぬぞ」
        産平師匠  「口先も器用ではないと言われております」

 

7.泰平師匠  「お奉行さま、お犬さまをいじめるなどとんでもありません」
        翔太師匠  「そのような申し開きは通用せぬぞ」
        泰平師匠  「わが家でもお犬さまのほうが序列が上なのでございます」

 

8.古遊三師匠「お奉行さま、火付けなどしておりません」
        翔太師匠 「そのような申し開きは通用せぬぞ」
        古遊三師匠「わたしとすれ違うだけで、おなごの心には火が付いてしまうようでございます」

 

9.貴久翁師匠「お奉行さま、わたしは身代わりにされているだけです」
        翔太師匠 「そのような申し開きは通用せぬぞ」
        貴久翁師匠「ミーがわりいわけじゃないの、、、なんて」

 

10.縁楽師匠  「お奉行さま、殺しなどめっそうもありません」
        翔太師匠   「そのような申し開きは通用せぬぞ」
        縁楽師匠   「老落語家の件でしたら、未遂でございます。今のところ」

 

142. 【再掲】 大喜利 お題 「童話・昔話」

子どもの頃に聞いたり読んだりした童話や昔話は、歳をとってもよく覚えているものですよね。そうした有名な話の流れを面白く変えてください。まず、どんなことがあったかを言ってください。わたしが、「どうなりました?」と訊きますので、どうなったかを答えていただきたい

 

1.行楽師匠  「竹の中から、かわいい女の子が出てきました 」
  唄丸師匠  「どうなりました?」
  行楽師匠  「アポロ11号のせいで、月に帰れなくなりました」

 

2.泰平師匠  「白馬に乗った王子様がキスをしてくれました」
  唄丸師匠  「どうなりました?」
  泰平師匠  「もう少し期待して、眠ったふりをしてたのぉ~」

 

3.貴久翁師匠「桃太郎は、鬼が島へ行くつもりでした
  唄丸師匠 「どうなりました?」
  貴久翁師匠「介護のために行けませんでした」

 

4.縁楽師匠  「カラスが水差しに石を入れてました 」
  唄丸師匠  「どうなりました?」
  縁楽師匠  「もともと口ばしが入らない水差しなのに、頭の悪いカラスでした」

 

5.翔太師匠  「おじいさんは、山へしば刈りに行きました  」
  唄丸師匠  「どうなりました?」
  翔太師匠  「自然保護条例違反で訴えられました」

 

6.縁楽師匠  「おばあさんは、川へ洗濯に行きました
  唄丸師匠  「どうなりました?」
  縁楽師匠  「環境保護条例違反で訴えられました」

 

7.泰平師匠  「山奥で、金太郎に会いました」
  唄丸師匠  「どうなりました?」
  泰平師匠  「足柄山ではなく、大月でのことでした」

 

8.古遊三師匠「秩父のネズミが大月のネズミのところに遊びに来ました
  唄丸師匠 「どうなりました?」
  古遊三師匠「食べ物が高級すぎて、口に合いませんでした」

 

9.泰平師匠  「古遊三師匠が竜宮城から帰ってきました
  唄丸師匠  「どうなりました?」
  泰平師匠  「間違えました。刑務所からでした

 

10.縁楽師匠  「唄丸師匠が竜宮城から帰ってきました
  唄丸師匠  「どうなりました?」
  縁楽師匠  「間違えました。冥途からでした」

 

141. 大喜利 お題 「別れ話」

恋愛にも終わりが来ることがありますよね。(縁楽師匠「恋愛がなきゃ来ないけどね」)。も~、問題です!縁楽師匠から1枚取って。みなさんは別れ話をドラマのようにカッコつけて切り出してください。わたしが女性になって、「どうして別れなければいけないの?」って言いますので、さらに続けてください。

 

 

 

1.縁楽師匠 「僕といると、君はダメになってしまう」
        翔太師匠 「どうして別れなければいけないの?」
        縁楽師匠 「ダメになった君とはいっしょにいられない」
        翔太師匠 「・・・」

 

 

 

2.泰平師匠 「僕の炎は消えかかっているよ」
        翔太師匠 「どうして別れなければいけないの?」
        泰平師匠 「火が消えたら命が尽きるんだよ」
        翔太師匠 「落語の『死神』ね。知らない人はわからないから1枚取って」

 

 

 

3.産平師匠 「君は僕の太陽だったよ」
        翔太師匠 「どうして別れなければいけないの?」
        産平師匠 「君がいつもそばにいると、夜遊びができなくて」

 

 

 

4.貴久翁師匠「お迎えが来たようだ」
        翔太師匠 「どうして別れなければいけないの?」
        貴久翁師匠「いや、デイサービスの迎えの車が」

 

 

 

5.行楽師匠 「僕は、君に対して自信がなくなったんだ」
        翔太師匠 「どうして別れなければいけないの?」
        行楽師匠 「僕より亀のほうが好きなんだろ」

 

 

 

6.古遊三師匠「これ以上、君に迷惑はかけられない」
       翔太師匠    「どうして別れなければいけないの?」
       古遊三師匠「あそこに刑事が張り込んでいる」

 

 

7.泰平師匠 「僕と別れて、新しい愛を見つけたほうがいい」
        翔太師匠 「どうして別れなければいけないの?」
        泰平師匠 「男から卒業することにしたんだ」

 

 

 

8.貴久翁師匠「君との思い出は一生忘れたくないけど」
        翔太師匠 「どうして別れなければいけないの?」
        貴久翁師匠「だんだん記憶がなくなってきているんだ」

 

 

 

9.縁楽師匠 「今日でお別れだ。もう会えない」
        翔太師匠 「どうして別れなければいけないの?」
        縁楽師匠 「あ、一瞬夢見てた。歌丸師匠に呼ばれるところだった」

 

 

 

10.泰平師匠 「僕なんかよりいい男を見つけて幸せになってほしい」
        翔太師匠  「どうして別れなければいけないの?」
        泰平師匠  「女として生きていくことにしたのぉ~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

140. 【再掲】 大喜利 お題 「進化論」

進化論。猿から人間に進化したということですが、あまりそう見えないひともいますがそれはともかく、みなさんは、こういうふうに進化したと言ってください。わたしが、「それは何ですか?」 と訊きますので、答えてください

 

1.縁楽師匠  「二枚の舌をもち、手はいつも懐に入っています」
        翔太師匠  「それは何ですか?」
        縁楽師匠  「進化ではなく、政治家が退化した姿ですよ」

 

2.泰平師匠  「体は地を這い、腕が異様に長いです」
        翔太師匠  「それは何ですか?」
        泰平師匠  「古遊三師匠が、自販機の下の小銭拾いに適応したんです」

 

3.古遊三師匠「角が生え、鬼のような形相で危険です」
  翔太師匠 「それは何ですか?」
  古遊三師匠「泰平師匠んちのカミさん」

 

4.縁楽師匠   「空を飛び、あの世までもひとっ飛び」
  翔太師匠   「それは何ですか?」
  縁楽師匠   「唄丸師匠の霊」

 

5.産平師匠   「飛行機のように速く飛べます」
  翔太師匠   「それは何ですか?」
        産平師匠   「妻と子どものところへ帰るときのわたしの気持ちです」

 

6.行楽師匠   「人間は、いつしか錠剤に頼って生きる生物になりました」
        翔太師匠   「それは何ですか?」
        行楽師匠   「笑点メンバーです」

 

7.貴久翁師匠「ゴジラのように、放射能によって大きくなりました」
        翔太師匠 「それは何ですか?」
        貴久翁師匠「地震の被害です」

 

8.産平師匠    「空に、いろんな動物が見えます」
        翔太師匠 「それは何ですか?」
        産平師匠    「昔のひとは、そうやって夜空をながめました」

 

9.泰平師匠     「クモの巣のような頭で、色は赤く、凶暴な性格です」
        翔太師匠     「それは何ですか?」
        泰平師匠     「アレアレ」

 

10.古遊三師匠「人の胸の内が手に取るようにわかるようになりました」
         翔太師匠 「それは何ですか?」
         古遊三師匠「見ただけで、サイフのありかがこうして・・・」