110. 大喜利 お題 「こんなお葬式はいかが」
今は、いろいろなスタイルのお葬式がありますよね。家族葬でこじんまりやることもありますし、葬式とはちがう形でお別れ会をやるなど、故人の意思を反映するケースも増えているようです。そこで、みなさんにはいろいろなお葬式を考えて言ってください。わたしが、「どんなお葬式ですか?」と訊きますの
で、答えてください
1.産平師匠 「お酒が大好きだった人のお葬式です」
翔太師匠 「どんなお葬式ですか?」
産平師匠 「手水舎(ちょうずや)をつくり、お酒で清めます。受付で升酒をもらうので、葬儀はもはや二次会。お清めの席は三次会です。そこで昇天したら、急きょ合同葬になります」
2.縁楽師匠 「落語家のお別れ会です」
翔太師匠 「特定の誰かじゃないでしょうね」
縁楽師匠 「一番太鼓と故人の出囃子で会がはじまり、ハネ太鼓で会が終わります。その間、ゆかりの落語家たちが故人の思い出話をしゃべり、参列者のご機嫌を伺います。出囃子は大漁節で、 会場は。。。やっぱり横浜かな」
3.古遊三師匠「銀行強盗のお葬式です」
翔太師匠 「どんなお葬式ですか?」
古遊三師匠「隠し場所の地図が焼香の煙に浮かびあがるので、参列者で途中でいなくなります」
4.行楽師匠 「ヤクザの大親分のお葬式です」
翔太師匠 「どんなお葬式ですか?」
行楽師匠 「昔のドンパチ時代を懐かしんで、最後は花火で締めます」
5.泰平師匠 「若い頃、女をたくさん泣かせた男のお葬式です」
翔太師匠 「どんなお葬式ですか?」
泰平師匠 「故人の希望で、葬儀社が泣き女のアルバイトを募集します」
6.貴久翁師匠「本人がご挨拶します。場所は映画館」
翔太師匠 「映像でのご挨拶は新しくないですから」
貴久翁師匠「いや、画期的。故人が、祭壇の前に置かれた棺桶から起きだして会葬御礼を申しあげるの。参列者には3Dのめがねを渡すんです。会場中を故人が飛び回ります」
翔太師匠 「ホラーじゃないんですから」
7.産平師匠 「幽霊のお葬式です」
翔太師匠 「は?」
産平師匠 「おアシがないので、葬儀代を踏み倒します。でも、踏めないので、足がつきません」
翔太師匠 「・・・・・・」
8.泰平師匠 「わたしのお葬式です」
翔太師匠 「えっ、どんなお葬式ですか?」
泰平師匠 「公開録画で行ないます。ちなみに、入場料が必要です」
9.行楽師匠 「わたしの生前葬です」
翔太師匠 「まさか、香典集めのイベントじゃないでしょうね」
行楽師匠 「しのぶ亭の文化を末永く残すためです。お誘いあわせのうえご参列ください。本葬は別途死後に行ないます」
10.縁楽師匠 「独身男のお葬式です」
翔太師匠 「・・・・・・」
縁楽師匠 「まず、喪主はハムスターと亀。お墓はいりません。来る人もいないので。それから・・・」
翔太師匠 「もういい!笑点風大喜利寄席、また来週!」