169. 大喜利 お題 「披露宴の祝辞」
してもらったことはありませんが、披露宴ではご祝辞をいただきますよね。まずは、祝辞の一節を言ってください。その挨拶に、出席者の一人であるわたしが、となりの人に、「あの方、何やってる人ですか?」と訊きます。となりの席の人は、挨拶をしている人とは別人です。つまり、皆さんは一人二役。となりの人は、わたしの質問に答えてください。
1.行楽師匠「雨降って地固まる。雨は幸せの恵みです」
翔太師匠「あの方、何やってる人ですか?」
行楽師匠「かさ屋さんですよ」
2.産平師匠「奥さんに逆らわないで、すぐに謝るのが円満の秘訣です」
翔太師匠「あの方、何やってる人ですか?」
産平師匠「知らないんですか。落語家の泰平師匠ですよ」
3.縁楽師匠「お二人の相談にはいつでものりますので、ご両家の方々もご安心ください」
翔太師匠「あの方、何やってる人ですか?」
縁楽師匠「弁護士なんですがね、離婚訴訟に強いらしいです」
4.古遊三師匠「新婦はたいへん我慢強く、対応力のあるすばらしい人です」
翔太師匠 「あの方、何やってる人ですか?」
古遊三師匠「新婦の上司で、セクハラで有名らしいです」
5.貴久翁師匠「ウチの息子も早くこのような素敵なお嬢さんを迎えられたらと」
翔太師匠 「あの方、何やってる人ですか?」
貴久翁師匠「翔太師匠のお母さんだって」
6.泰平師匠「なんとかこの場が笑顔で終わりますように・・・」
翔太師匠「終わりなんて言っていいんですか?あの方、なんですか?」
泰平師匠「新婦が早産しそうなので、来賓で来ている助産婦さんです」
7.縁楽師匠「ぜひ落語をたくさん聞いて、笑いの絶えないご家庭を」
翔太師匠「あの方、何やってる人ですか?」
縁楽師匠「笑いのとれない落語家」
8.行楽師匠「まわりの皆さんに居場所をつくっていただけるような謙虚な気持ちを忘れれずに・・・」
翔太師匠「あの方、何やってる人ですか?」
行楽師匠「さぁ・・・」
9.泰平師匠「雨にもマケズ、風にマケズ、新しい自分を早く見つけましょう」
翔太師匠「あの方、何やってる人ですか?」
泰平師匠「産平師匠ですよ。ひとり言ですかね」
10.古遊三師匠「ころげ落ちて、下に隠れている硬貨など、お金を粗末にしてはいけません。そういう心がけが大事です」
翔太師匠 「あの方、何やってる人ですか?」
古遊三師匠「受付のご祝儀だいじょうぶですかね」
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