467． 大喜利 お題 「結婚詐欺師」

結婚話を餌に、お金をだまし取ろうという犯罪者を結婚詐欺師といいますよね。みなさんはその結婚詐欺師になって、女性にうまいことを言ってください。わたしが相手の女性になって、「だいじょうぶかしら」と言いますので、さらに続けていただきたい。

１．古遊三師匠「すまないけど、新婚旅行の代金を立て替えてくれないか」

　　翔太師匠　「だいじょうぶかしら」

       古遊三師匠「だいじょうぶだよ。海外への高飛びは慣れてるんだ」

２．行楽師匠「ぼくの投資信託は今解約すると損だから、きみの定期預金のほうを先に解約してくれないか」

　　翔太師匠「だいじょうぶかしら」

       行楽師匠「ぼくも儲かるか心配してるよ」

３．泰平師匠「家内と離婚調停が成立するのは時間の問題だから。ほらこうして書類も」

　　翔太師匠「だいじょうぶかしら」

       泰平師匠「離婚はちゃんと成立するから」

       翔太師匠「結婚のほうは成立しないんですね」

４．貴久翁師匠「逆走して事故を起こしてしまってね。五百万円貸してほしいんだけど」

　　翔太師匠    「だいじょうぶかしら」

　　貴久翁師匠「この通り年金手帳を預けるから」

       翔太師匠    「一体、いくつなんですか！」

５．縁楽師匠「１年で２倍になるいい儲け話があるんだけど、ぼくはもう目一杯投資してるんだ」

       翔太師匠「だいじょうぶかしら」

       縁楽師匠「１年で２人になる結婚にもリスクは付きものだろ」

６．産平師匠「店のほうはうまくいってるのに、銀行が貸し渋りでさ」

　　翔太師匠「だいじょうぶかしら」

　　産平師匠「ぼくらはうまくいってるのに、出し渋りはよくないと思うんだよ」

７．貴久翁師匠「両親が亡くなったばかりで、葬式やらお墓やらでずいぶん借金したんだ。それを返済しないと結婚もできないよ」

　　翔太師匠　「だいじょうぶかしら」

　　貴久翁師匠「なんなら親に聞いてみるかい」

       翔太師匠　「それじゃダメじゃん。１枚持ってって」

８．泰平師匠「いやぁー、課長の横領の共犯にされそうなんだ」

　　翔太師匠「だいじょうぶかしら」

       泰平師匠「ぼくはだいじょうぶさ。証拠は残さないから」

９．縁楽師匠「連帯保証人になったんだ。ところが、事業に失敗してそいつの借金をかぶってしまった」

　　翔太師匠「だいじょうぶかしら」

       縁楽師匠「えっ、きみも同じなの？」

       翔太師匠「女性のほうも結婚詐欺師だったんですね」

10．古遊三師匠「新居はハワイに買おうと思ってるんだ。でも、資金が足りない」

　　翔太師匠    「だいじょうぶかしら」

　　古遊三師匠「だいじょうぶ。そうしたら年貢を納めるから」

　　翔太師匠    「結婚詐欺師が年貢を納めたところで、大喜利お開き！」

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