513. 大喜利 お題 「紺屋の白袴」
紺屋の白袴ということわざがあります。紺屋は客のものは染めるのに、自分の袴は白いままで手がまわっていないという意味ですね。自分のことは顧みない、医者の不養生ということわざもほとんど同じように使われます。そこで、いろいろな仕事をしている専門職のひとについて、手がまわっていない状況などを語ってください。わたしが、「どうなりました?」と訊きますので、返してください。
1.行楽師匠「交番に行ったんですが、留守でした」
翔太師匠「どうなりました?」
行楽師匠「自宅に空き巣が入ったので、飛んで帰ったそうです」
2.泰平師匠「節税対策で有名な税理士に会ってきました」
翔太師匠「どうなりました?」
泰平師匠「税金の過払いで還付を受けたそうです」
3.縁楽師匠「大工の棟梁が自分の家を建てました」
翔太師匠「どうなりました?」
縁楽師匠「安くあげようと、手抜きをしてます」
4.貴久翁師匠「よく当たると評判の占い師のところに行ってきました」
翔太師匠 「どうなりました?」
貴久翁師匠「厄年のお祓いをしてもらいに行って留守でした」
5.古遊三師匠「大泥棒のところに修行に行ってまいりました」
翔太師匠 「どうなりました?」
古遊三師匠「財布、着物、それと時計を黙ってもらってきました」
6.産平師匠「弁護士のところに離婚の相談に行ってきました」
翔太師匠「どうなりました?」
産平師匠「奥さんから離縁されそうで、仕事が手につかないようでした」
7.縁楽師匠「床屋のおやじさんが最近自分のことをちっともかまわないんです」
翔太師匠「どうなりました?」
縁楽師匠「禿げたからなんですけどね」
8.行楽師匠「催眠術師が稽古をしてました」
翔太師匠「どうなりました?」
行楽師匠「鏡に向かっていたので、すっかり寝込みました」
9.古遊三師匠「なじみの刑事さんが酒気帯び運転で逮捕されました」
翔太師匠 「どうなりました?」
古遊三師匠「カツ丼はどこのがおいしいかって訊かれてます」
10.産平師匠「翔太師匠のところに稽古をつけてもらいに行きました」
翔太師匠「・・どうなりました?」
産平師匠「噛むのがうつりました」
翔太師匠「前からでしょ!噛もうと思って噛んでるわけじゃないの!大喜利、おしまい!」
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