笑点風大喜利寄席

50年を超えた長寿番組「笑点」。中でも大喜利は、メンバーのキャラクター人気もあり、愛されつづけています。そんな大喜利の構成を拝借し、オリジナルの問答をつくっていくパロディブログです。川柳やなぞかけなども掲載しています。

534. 大喜利 お題 「芸術の秋」

秋は、その心地よい気候や景色の移ろいなどからでしょうか、芸術の季節と言われます。芸術と言っても幅広いですが、こんなアートがありますなどと言ってください。わたしが、「それはなんですか?」とうかがいますので、さらに説明してください。

 

 

 

1.行楽師匠「貴久翁師匠が座って頬杖をついている彫刻です」

  翔太師匠「それはなんですか?」

       行楽師匠「考えないひと」

 

 

 

2.泰平師匠「絵画です。夜明けの黄色い絨毯に怪しい影がひとつ」

  翔太師匠「それはなんですか?」

       泰平師匠「銀杏拾いの図」

 

 

 

3.縁楽師匠「高級な和食も芸術だと思うんですが、食べられないんですよ」

  翔太師匠「それはなんですか?」

  縁楽師匠「芸術的な食品サンプル」

 

 

 

4.貴久翁師匠「この壺を見てください」

  翔太師匠    「それはなんですか?」

       貴久翁師匠「柿右衛門改め、欠け右衛門」

 

 

 

5.古遊三師匠「芸術写真は何度見ても感動します」

  翔太師匠    「それはなんですか?」

       古遊三師匠「裸婦像なんですがね、なぜか綴じられてるんです」

 

 

 

6.産平師匠「どう見ても子どもが描いたような絵なんです」

  翔太師匠「それはなんですか?」

  産平師匠「天才にちがいないウチの息子の絵」

       翔太師匠「子どもが描いたんでしょ!」

 

 

 

7.縁楽師匠「海岸線に風車が3基並んでいる風景画です」

  翔太師匠「それはなんですか?」

  縁楽師匠「風力発電が遅れている日本の実情」

       翔太師匠「1枚差し上げて」

 

 

 

8.泰平師匠「焼き物なんですがね、真っ黒なんですよ」

  翔太師匠「それはなんですか?」

       泰平師匠「縁楽師匠お骨上げ」

 

 

 

9.貴久翁師匠「この絵巻物を見るのはちと大変なんじゃ。のお、越後屋」

  翔太師匠    「それはなんですか?」

       貴久翁師匠「帯をほどかないと。あれぇ〜」

       翔太師匠    「1枚持ってって!」

 

 

 

10.古遊三師匠「その人物像を見ていると、真の美というものがわかります」

  翔太師匠    「それはなんですか?」

  古遊三師匠「ん、誰かおれの噂してたか」

 

 

 

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