8. 大喜利 お題 「夢枕」
昔から、寝ていると神仏や亡くなったひとが枕元に立って、何かを言うことがあるなんて言われてます。そこで、歴史上の人物でもだれでもいいですから、枕元に立ってなにか言ってください。わたしが「どうしました?」と訊きますので、さらに続けていただきたい。
1.縁楽師匠「余は、ナポレオン一世である」
唄丸師匠「どうしました?」
縁楽師匠「最近、辞書は元気か?」
2.古遊三師匠「わしは、泰平師匠の背後霊だ」
唄丸師匠 「どうしました?」
古遊三師匠「わしまで奥方に怒られてる気がするので、引っ越すことにした」
3.泰平師匠「わしは、古遊三師匠の背後霊だ」
唄丸師匠「どうしました?」
泰平師匠「わしまで悪党と思われている気がするので、引っ越すことにした」
4.貴久翁師匠「われは卑弥呼じゃ」
唄丸師匠 「どうしました?」
貴久翁師匠「大和へ帰ればよいのか、九州へ帰ればよいのか、わからなくて困っておる」
5.泰平師匠「わらわは紫式部じゃ」
唄丸師匠「どうしました?」
泰平師匠「泰平は、ほんに光源氏そのままじゃ」
6.縁楽師匠「唄さん、五代目圓楽だよ」
唄丸師匠「どうしました?」
縁楽師匠「あまり早く来ないほうがいいよ。向こうは大看板ばっかりで、また前座からだよ」
7.翔太師匠「われわれは翔太の先祖じゃ」
唄丸師匠「どうしました?」
翔太師匠「子孫をつくれっていう圧力団体なんですぅ~」
8.行楽師匠「ここにおわすをどなたと心得る」
唄丸師匠「どうしました?」
行楽師匠「ときどき出てこないと、忘れられそうなのでな」
9.縁楽師匠「おいは坂本龍馬じゃ」
唄丸師匠「どうしました?」
縁楽師匠「長州の力が強くて、ちとバランスが悪くないかのお」
10.貴久翁師匠「信長じゃ。秀吉よ、家康には気をつけるのじゃ」
唄丸師匠 「どうしました?」
貴久翁師匠「鳴くまで待とうなどと言うやつは、変態に決まっておる」