笑点風大喜利寄席

50年を超えた長寿番組「笑点」。中でも大喜利は、メンバーのキャラクター人気もあり、愛されつづけています。そんな大喜利の構成を拝借し、オリジナルの問答をつくっていくパロディブログです。川柳やなぞかけなども掲載しています。

133. 大喜利 お題 「観光案内所の外国人」

外国人の観光客が年々増えています。日本の食や文化が世界に定着しつつあることが大きな要因のようです。そこで、みなさんは外国人の観光客になって、観光案内所で行きたいところ、したいことなどを尋ねてください。案内所のカウンター嬢のわたしが、「ここはどうでしょう」と勧めますので、返してください


1.古遊三師匠「フジサンニイキタイデス」
  翔太師匠 「ここはどうでしょう」
        古遊三師匠「ダメ!ソコ、シズオカデショ。ヤマナシネ」

2.縁楽師匠  「ニホンノオワライミタイデス」
        翔太師匠  「ここはどうでしょう」
        縁楽師匠  「ショウタドクエンカイ? ドクシンカイノマチガイデショ」

3.泰平師匠  「ミンパクデキマスカ?」
        翔太師匠  「ここはどうでしょう」
        泰平師匠  「タノシタ? ゴジュウナナサイラクゴカノイエデショ。フケツデハアリマセンカ?」
        翔太師匠  「あの、みなさん、わたしをネタにする問題じゃないですからね」


4.行楽師匠  「テレビキョクヲケンガクシタイデス」
        翔太師匠  「ここはどうでしょう」
        行楽師匠  「オダイバ? ソツギョウハシタクナイデス」

5.貴久翁師匠「メイドキッサニイキタイデス」
        翔太師匠    「ここはどうでしょう」
        貴久翁師匠「ボチサガシテナイ。メイドニイキタインジャナイノ」

6.産平師匠  「コクユウチニショウガッコウヲタテニキマシタ」
        翔太師匠  「ここはどうでしょう」
        産平師匠  「カンタンナンデスネ」

7.縁楽師匠  「コノヘンニ、オイシイラーメンヤアリマスカ?」
        翔太師匠  「ここはどうでしょう」
        縁楽師匠  「オーノー!キクオウラーメンジャナイデスカ」

8.貴久翁師匠「ヤスクテ、カクレガミタイナホテルアリマスカ?」
        翔太師匠 「ここはどうでしょう」
        貴久翁師匠「キンシチョウジャナイトコロガイイデス」

9.泰平師匠  「ニホンノヒキョウニイキタイデス」
        翔太師匠  「ここはどうでしょう」
        泰平師匠  「オー!サイコー!オーツキ!」

10.古遊三師匠 「カノジョトハイレルオンセンヲサガシテマス」
         翔太師匠    「ここはどうでしょう」
         古遊三師匠「カノジョモサガシテクダサイ」

132. 【再掲】 大喜利 お題 「高齢のタクシー運転手」

タクシーの運転手さんには、高齢の方もいらっしゃいます。お元気な方が多いと思いますが、中にはいろんな方がいらっしゃるかもしれません。みなさんは高齢の運転手さんになって、お客さんにひとこと言ってください

 

1.泰平師匠   「お客さん、何か言う時はそこのマイクでお願いします」

2.縁楽師匠   「最近の新しい道はよくわからなくてねぇ。なに、心配いらないです。遠回りして行きますから」

3.古遊三師匠「泰平師匠、着きましたよ。えっ、今日は別宅のほうでしたか」

 

4.翔太師匠    「お客さん、よく寝てましたねぇ。いやぁ、わたしもちょっと連られました」

 

5.泰平師匠    「最近、ガソリンのメーターがよく見えなくてね。いや、大丈夫です。ガス欠で止まっちゃったら、タクシー呼びますから」

6.行楽師匠 「えっ、そこの角を右ですか。う~ん、ちょっと方角が悪いなぁ」

 

7.縁楽師匠 「最近、孫におじいちゃん引退したらってよく言われるんですよ。でもね、わたしは運転中に死ねたら本望なんですよ

 

8.貴久翁師匠「孫が最近面白いこと言うんですよ。走る棺桶って」

 

9.泰平師匠  「前の車を追ってくれって言われてもねぇ。刑事さんですか、それともストーカーさんですか

 

10.翔太師匠 「女房に先立たれましてねぇ。でも、寂しくないんですよ。いつも一緒ですから。お客さんのとなりに座ってますよ」

131. 大喜利 お題 「1週間の曜日でショートストーリー」

1週間の曜日、日月火水木金土のうち二つを使ってショートストーリーをつくってください (このお題は、昨日放送のお題を多少アレンジしてお借りしています)

 

1.泰平師匠 「の用心は、拍子で」

 

2.貴久翁師匠「太陽()は恒星、は衛星、その他は惑星」

 

3.産平師匠 「ごぶサタデー、スイ()マセーン」

 

4.行楽師匠 「借りて、ド()ロ~ン」

 

5.縁楽師匠 「司会者が翔太サンデー、スマンデー

 

6.古遊三師匠「替わり定食は、フライデーす」

 

7.行楽師匠 「爪にをともして、をためる」

 

8.産平師匠 「焼け杭にがついた」

 

9.貴久翁師匠「婚式は、50回目の結婚記念

 

10.泰平師匠 「ハネムーンは、入らず」

 

130. 大喜利 お題 「芝浜」

落語「芝浜」。棒振りの魚屋が大金の入った財布を拾い、喜んで大酒を飲み、寝てしまいます。目が覚めておカミさんに、「あの財布は?」と訊くと、本当のことを言わず、「酔っぱらって夢でもみたんだろ」と、とりあってくれません。「夢だったのか」と思い、それから一生懸命働いて店をもつという出世噺です。みなさんは、「拾ってきた〇〇はどうした?」と言ってください。おカミさんのわたしが、そんなものないわよとか、夢でもみたんでしょ、などと言いますので、続けてください

 

 

1.古遊三師匠「昨日拾ってきた財布どうした?」
        翔太師匠    「夢でも見たんでしょ」
        古遊三師匠「あれな、楽屋で拾ったんだ」

2.貴久翁師匠「段ボール入りの貴久翁ナポリタン拾ってきたよなぁ」
        翔太師匠    「そんなものないわよ、あれ、まだあったの?」
        貴久翁師匠「・・・・・・」

3.縁楽師匠   「昨日拾ってきた婆さんどうした?」
        翔太師匠   「夢でも見たんでしょ」
        縁楽師匠   「あ、おまえの夢をみたんだ」
        翔太師匠   「そんなこと言えるんですか?」
        縁楽師匠   「これもまた夢」

4.泰平師匠   「百両入ってた財布な、あれ、どうした?」
        翔太師匠   「夢でもみたんでしょ」
        泰平師匠   「小判がなくなったら、交番に届けりゃいいのか?」
        翔太師匠   「拾ったものを落としたって届けるの?だいたい、時代が違うでしょ」

 

5.行楽師匠    「拾った富くじは? 大当たりだったはずだ」
        翔太師匠    「夢でも見たんでしょ」
        行楽師匠    「拾ったのも夢?当たったのも夢?今はまだ夢の中か・・・おあとがよろしいようで」
        翔太師匠    「噺の途中で勝手にサゲをつけないで!」

6.産平師匠  「ゆうべ拾ってきたダイヤモンド出してくれ」
        翔太師匠  「そんなものないわよ」
        産平師匠  「なんだ、おまえにやろうと思ったのに」
        翔太師匠  「あるある」

7.古遊三師匠「きのう拾ってきた自転車どうした?」
        翔太師匠 「酔っぱらって夢でも見たんでしょ」
        古遊三師匠「いや、確かに盗んできたんだ」

8.縁楽師匠  「きのう拾ってきた骨を出してくれ」
        翔太師匠  「そんなものないわよ」
        縁楽師匠  「大恩ある方の形見の骨だ。まさか、ハチ公に?」
       翔太師匠   「ブラックすぎます!」

9.泰平師匠  「たいへんだ、カカア!百両入っていた財布がない!」
        翔太師匠  「夢でもみたんでしょ」
        泰平師匠  「あれっ?おまえ、『芝浜』知ってるのか?」

10.古遊三師匠「ゆうべ拾ってきた金の延べ棒出してくれ」
        翔太師匠    「そんなものないわよ」
        古遊三師匠「なんだ、ここにあった」

129. 【再掲】 大喜利 お題 「二十四節気」にじゅうしせっき

古代中国で考えられた、季節の指標である「二十四節気」。現代でも、「立春」や「冬至」など、みなさんおなじみのものがあります。そこで問題。節気の一文字をちがう漢字にして、新しい言葉をつくってボードに書いてください。わたしが、「どういう意味ですか?」と訊きますので、答えてください

 

1.行楽師匠   「立冬」 ⇒ 「座冬」  
  翔太師匠   「どういう意味ですか?」
  行楽師匠   「こたつを出す日」

2.産平師匠   「春分」 ⇒ 「夏分」
  翔太師匠   「どういう意味ですか?」
  産平師匠   「スイカ」

3.縁楽師匠   「寒露」  秋も深まり、露が降りる頃です  ⇒ 「落露」
  翔太師匠   「どういう意味ですか?」
  縁楽師匠   「北方領土返還」

4.古遊三師匠  「冬至」 ⇒ 「春至」
  翔太師匠   「どういう意味ですか?」
  古遊三師匠  「思春期」

5.泰平師匠   「大寒」 ⇒ 「唇寒」  
  翔太師匠   「どういう意味ですか?」
  泰平師匠   「言い過ぎちゃった」

6.貴久翁師匠  「霜降」  朝霜が降りはじめる晩秋   ⇒  「下降」  
        翔太師匠      「どういう意味ですか?」
        貴久翁師匠  「アテントを始める日」

7.産平師匠   「小雪」  雪が降りはじめる頃 ⇒  「樅雪」
        翔太師匠   「どういう意味ですか?」
        産平師匠   「モミの木に雪で、クリスマスツリー」

8.貴久翁師匠  「雨水」 うすい。雪から雨へと変わる時期   ⇒ 「冷水」
        翔太師匠      「ひやみず、ね」
  貴久翁師匠  「わかった?」

9.古遊三師匠  「立春」 ⇒ 「立朝」
        翔太師匠   「どういう意味ですか?」
        古遊三師匠  「男性回復」

10.行楽師匠  「大暑」 ⇒ 「冬暑」  
  翔太師匠  「どういう意味ですか?」
  行楽師匠  「南半球」   
  翔太師匠  「うん? 日本は冬でも、南半球は夏でしょ!」