2017-07-06

227．　大喜利お題　「子ども電話相談室～親の会話編～」

今回は、親の会話編。わたしが小学校低学年くらいの子どもになって、「もしもし、あのね、ぼくの親はあまり話をしないんだよ」と相談します。身につまされる方も多いと思いますが、相談員であるみなさんは、それに対して答えてあげてください。

１．翔太師匠「もしもし、あのね、ぼくの親はあまり話をしないんだよ」

　　縁楽師匠「それはね、あなたにわかる話を考えているからなんだよ」

　　翔太師匠「いやらしいけど、１枚差し上げて」

２．翔太師匠「もしもし、あのね、ぼくの親はあまり話をしないんだよ」

　　泰平師匠「こころが通じ合っているからだよ」

　　翔太師匠「いやらしいから、１枚取って」

３．翔太師匠　「もしもし、あのね、ぼくの親はあまり話をしないんだよ」
　　古遊三師匠「二人とも、スマホいじってるんだろ」

　　翔太師匠　「２枚差し上げて。会話もなくなっちゃいますよね」

４．翔太師匠「もしもし、あのね、ぼくの親はあまり話をしないんだよ」

　　行楽師匠「ウチと同じだよ」

　　翔太師匠「２枚取って！相談員ですよ」

５．翔太師匠「もしもし、あのね、ぼくの親はあまり話をしないんだよ」

　　産平師匠「きっと、仕事で疲れてるんだよ」

　　翔太師匠「産平師匠の家庭にも、忍び寄る影が」

　　産平師匠「山多さん、翔太師匠の座布団取って」

６．翔太師匠　「もしもし、あのね、ぼくの親はあまり話をしないんだよ」

　　貴久翁師匠「学校のこととか、きみから話をしてごらん」

　　翔太師匠「座布団差し上げて」

７．翔太師匠「もしもし、あのね、ぼくの親はあまり話をしないんだよ」

　　行楽師匠　「話はしてると思うよ。きっと、きみが寝たあとでけんかしてるから」

　　翔太師匠　「２枚取って！」

８．翔太師匠　「もしもし、あのね、ぼくの親はあまり話をしないんだよ」

　　縁楽師匠「そういうときは、みんなで笑点を観てね」

　　翔太師匠　「座布団２枚」

９．翔太師匠「もしもし、あのね、ぼくの親はあまり話をしないんだよ」

　　泰平師匠「ひとりでゲームしないで、おとうさん、おかあさんといっしょにしよう」

10．翔太師匠　「もしもし、あのね、ぼくの親はあまり話をしないんだよ」

　　古遊三師匠「今度、おとうさんがいないときに、おじさんが遊びに行くからね」

　　翔太師匠「教育的配慮で、笑点お開き！」

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2017-07-05

226．　大喜利お題　「星に願いを」

七月七日は、七夕です。みなさん、まだ純心だった子どもの頃、竹に短冊を結んだ記憶があると思います。そこで、短冊に願いを書く仕草をしてください。わたしが、「願いが叶ったら？」と訊きますので、返してください。　（このお題は、今週放送分からお借りしています）

１．縁楽師匠「長生きして、笑点の司会になれますように、と」

　　翔太師匠「・・・願いが叶ったら？」

　　縁楽師匠「大丈夫。ちゃんと葬式は仕切ってあげるから」

　　翔太師匠「それ、わたしが早死にすることを願ってるんじゃないですか！座布団全部没収して！」

２．行楽師匠「早く銀座にしのぶ亭の２号館がオープンできますように」

　　翔太師匠「願いが叶ったら？」

　　行楽師匠「次は、六本木にキャバクラが開けますように」

翔太師匠「関係ないでしょ！１枚持ってって」

３．泰平師匠「唄丸師匠の高座がまた見られますように」

　　翔太師匠「願いが叶ったら？」

泰平師匠「涙で見えないと思うんですが」

縁楽師匠「そういうの、唄丸師匠が司会のときに、今の司会の人がよく答えて座布団もらってたね」

　　泰平師匠「あれ、座布団は？」

４．貴久翁師匠「貴久蔵ラーメンがもっともっと売れますように」

　　翔太師匠「願いが叶ったら？」

　　貴久翁師匠「１年分贈呈します」

翔太師匠「なんか恨みでもあるんですか」

５．古遊三師匠「今日も自販機の下に五百円玉が落ちてますように！っと」

　　翔太師匠「願いが叶ったら？」

古遊三師匠「ジュースでもコーヒーでも、好きなもの飲んでよ」

縁楽師匠「共犯者をつくるっていうことだな」

翔太師匠　「１枚取って！あぶないあぶない」

６．産平師匠「笑点で座布団がたくさんもらえますように」

　　翔太師匠「願いが叶ったら？」

　　産平師匠「いつ辞めてもいいです」

　翔太師匠「座布団５枚差し上げて」

７．縁楽師匠「世論が反映される政治になりますように」

　　翔太師匠「願いが叶ったら？」

　　縁楽師匠「願うものじゃなく、国民が叶えるものだけどね」

翔太師匠「１枚差し上げて」

８．行楽師匠「名人と言われる噺家になれますように」

　　翔太師匠「願いが叶ったら？」

行楽師匠「もちろん、圓生でしょ」

縁楽師匠「願うものじゃなく、自分で叶えるものだから」

９．泰平師匠「寄席にたくさんのお客さまが来てくれますように」

　　翔太師匠「願いが叶ったら？」

泰平師匠「叶わないと思ってるの？」

　　翔太師匠「そういう問答ですから。１枚取って！」

10．古遊三師匠「不倫写真を撮られませんように」

　　翔太師匠「願いが叶ったら？」

　　古遊三師匠「謝らなくてすむだろう」

　翔太師匠「素がつくれますように」

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2017-07-04

225．【再掲】大喜利お題　「オーバーブッキング」

海外で、飛行機の座席がオーバーブッキングして問題になりましたが、予約をとり過ぎたり、ミスによってキャパがオーバーしてしまうことは、乗り物に限らずめずらしくないようです。そこで、みなさんはオーバーブッキングの状況でひと言言ってください。わたしが、「どうしたんですか？」と訊きますので、続けてください。

１．縁楽師匠「あれ、印刷ミスか。ガラガラなのにこの席だけダブってる」
翔太師匠「どうしたんですか？」
縁楽師匠「行楽独演会」

２．行楽師匠「館長、大ホールの予約をダブって受け付けちゃってますよ」
翔太師匠「どうしたんですか？」
行楽師匠「行楽独演会と圓生襲名披露のダブルになってますけど、これでいいんでしょうね」

３．貴久翁師匠「ここ、わたしの席のはずだけど」
翔太師匠　「どうしたんですか？」
　　貴久翁師匠「ま、いいか、乗らないほうが。三途の渡しだから」

４．産平師匠「別に、ダブっててもいいですよね」
翔太師匠「どうしたんですか？」
産平師匠「どうせ、このコンサート、最初から最後までスタンディングだし」

５．古遊三師匠「キャンセルを見越して予約取り過ぎだよ」
翔太師匠「どうしたんですか？」
古遊三師匠「同じ会場で、二組が披露宴やってるよ」
　　翔太師匠「そんな歩留まりないでしょ」
　　縁楽師匠　「国会議員だって重婚詐欺する時代だから」

６．泰平師匠「降りなくていいって言われてもねぇ」
翔太師匠「どうしたんですか？」
泰平師匠「立ってろって言われたって、飛行機には吊り革ないでしょ！」

７．産平師匠「飛行機のオーバーブッキングでラッキーでした」
翔太師匠「どうしたんですか？」
産平師匠「席を譲って保証をもらったうえに、その飛行機、故障で飛ばなかったんです」

８．行楽師匠　「すいません、指定席券を拝見できますか」
翔太師匠　「どうしたんですか？」
行楽師匠　「あっ、地方の公演あしただった」

９．縁楽師匠「あれっ、ひとが座ってる」
翔太師匠　「どうしたんですか？」
縁楽師匠「笑点の司会席」

10．古遊三師匠「相部屋にされちゃったよ」
翔太師匠「どうしたんですか？」
古遊三師匠「新婚旅行客とダブルブッキングでさ」
　　翔太師匠「相手が逃げるでしょ」

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2017-07-02

224．　大喜利お題　「卒業写真」

荒井由実さんの名曲としておなじみですが、みなさんいろいろな場面で記念写真を撮ると思います。そこで、いろいろなケースの記念写真を考えて何か言ってください。わたしが、「なんの記念写真ですか？」と訊きますので、続けてください。

１．泰平師匠「山多さん、ちょっとそこ、中央に立ってくれますか。メンバーは、ハイ、チーズ」

　　翔太師匠「なんの記念写真ですか？」

　　泰平師匠「卒業写真」

　　翔太師匠「メンバーのみなさんに、１枚づつ差し上げて」

２．行楽師匠「お二人とも書類に判を押すポーズでお願いします」

　　翔太師匠「なんの記念写真ですか？」

　　行楽師匠「離婚成立記念写真」

　　翔太師匠「お子さんがいたら、せめてもの卒業写真ですね」

　　行楽師匠「中途退学でしょ」

３．貴久翁師匠「翔太師匠、もっと自然に笑ってください」

　　翔太師匠「なんの記念写真ですか？」

貴久翁師匠「貴久蔵ラーメン広告出演記念」

翔太師匠「ひとを勝手に広告に使わないの！」

４．古遊三師匠「受付での写真撮影」

　　翔太師匠「なんの記念写真ですか？」

　　古遊三師匠「披露宴と葬儀ではなるべく写らないようにする」

５．産平師匠「一人、余計に写ってませんか」

　　翔太師匠「なんの記念写真ですか？」

　　産平師匠「祭壇の前での記念写真」

　　翔太師匠「誰かのこと言ってます？」

６．縁楽師匠「どっちも立てる結論とは、立ち位置が決まってないですね」

　　翔太師匠「なんの記念写真ですか？」

　　縁楽師匠「都民の税金を散財するという移転記者会見」

　　翔太師匠「わたしも都民なんですが。しかも高額納税者で、世田谷に家２軒」

　　貴久翁師匠「でも、あんたのところには嫁が来ない」

７．泰平師匠「若い女性が翔太師匠のまわりを取り囲んで写真を撮りました」

　　翔太師匠「なんの記念写真ですか？」

　　泰平師匠「そんなことはあり得ない、奇跡を呼ぶお守りとして人気です」

翔太師匠「２枚取って！」

８．貴久翁師匠「アルバムには思い出の写真がいっぱいです」

　　翔太師匠「なんの記念写真ですか？」

　　貴久翁師匠「思い出せればなんだけど」

９．縁楽師匠「唄丸師匠と並んで写真を撮りました」

　　翔太師匠「なんの記念写真ですか？」

　　縁楽師匠「入退院１００回記念。しぶとく頑張るお守りとして、笑点カレンダーの付録にしよう」

10．古遊三師匠「湯気がたってるところをお願いします」

　　翔太師匠「なんの記念写真ですか？」

　　古遊三師匠「カツ丼１００杯達成記念」

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2017-07-01

223．　大喜利お題　「〇〇モード」

モードと言えば、昔は「ファッション」のこと。ほかには、「気分」みたいな意味で使われることが多かったと思います。携帯が普及してからは、モードと言えば、マナーモードがおなじみです。形式とか、そういう状態にあるという意味で使われます。そこで、ナントカモードという言葉をつくってください。わたしが、「それはどういう状態ですか？」と訊きますので、返してください。

１．行楽師匠「振り込みモード」

　　翔太師匠「それはどういう状態ですか？」

　　行楽師匠「あぶなく振り込みそうだった」

　　翔太師匠「みなさん、一歩踏みとどまって考えましょうね。座布団、差し上げて」

２．縁楽師匠「天国モード」

　　翔太師匠「それはどういう状態ですか？」

　　縁楽師匠「危篤」

３．泰平師匠「卒業モード」

　　翔太師匠「それはどういう状態ですか？」

泰平師匠「赤い服の人」

翔太師匠「かわいそうだから、山多さんに１枚差し上げて。お餞別で」

４．古遊三師匠「イケ面モード」

　　翔太師匠「それはどういう状態ですか？」

　　古遊三師匠「鏡を見るたび」

翔太師匠「山多さん、ゆがんでない鏡を１枚差し上げて」

５．産平師匠「近距離モード。モシモシ」

　　翔太師匠「それはどういう状態ですか？」

　　産平師匠「糸電話」

翔太師匠「１枚差し上げて」

産平師匠「ちなみに、赤い糸じゃないです」

翔太師匠「２枚召し上げて」

６．貴久翁師匠「空白モード」

　　翔太師匠　「それはどういう状態ですか？」

　　貴久翁師匠「答えを忘れたの」

７．縁楽師匠「トランプモード」

　　翔太師匠「それはどういう状態ですか？」

　　縁楽師匠「カードが全部そろっていない使えない状態のトランプ」

８．貴久翁師匠「貴久蔵ラーメンモード」

　　翔太師匠　「それはどういう状態ですか？」

貴久翁師匠「品切れ入荷待ち。好評で、生産が追い付かないの」

　　翔太師匠　「まさか、消費期限のラベルを貼り換えてる状態じゃないでしょうね」

貴久翁師匠「そうとも言う」

９．泰平師匠「陸上モード」

　　翔太師匠「それはどういう状態ですか？」

泰平師匠「古遊三師匠がスキをうかがっている状態」

10．古遊三師匠「しずくモード」

　　翔太師匠「それはどういう状態ですか？」

　　古遊三師匠「早く終わろうよ。トイレ行きたい状態なんだ」

　　翔太師匠「危険モードなので、大喜利、この辺でっ！」

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