笑点風大喜利寄席

50年を超えた長寿番組「笑点」。中でも大喜利は、メンバーのキャラクター人気もあり、愛されつづけています。そんな大喜利の構成を拝借し、オリジナルの問答をつくっていくパロディブログです。川柳やなぞかけなども掲載しています。

274. 大喜利 お題 「ちょっとそこまで」

昔はよく、あまり深い意味ではない会話というものがありました。どこへ行くのかと訊かれ、具体的に答える必要もないので、「ちょっとそこまで」は代表的なものでしょう。訊く側も、あいさつ程度のご機嫌伺いのような軽い気持ちで言ってます。わたしが、「どちらまで?」と訊きますので、「ちょっとそこまで」と言ったあとで、何をしに行くのかをあえて答えていただきたい。

 

 

1.翔太師匠 「どちらまで?」

  古遊三師匠「ちょっとそこまで。なに、任意出頭だから問題ない」

 

 

2.翔太師匠「どちらまで?」

  縁楽師匠「ちょっとそこまで。ごめん、急がないと老噺家の通夜に間に合わない」

 

 

3.翔太師匠「どちらまで?」

       泰平師匠「ちょっとそこまで。大月の古遊三師匠の墓参りに」

 

 

4.翔太師匠   「どちらまで?」

  古遊三師匠「ちょっとそこまで。泰平師匠に化けて出なきゃ」

 

 

5.翔太師匠 「どちらまで?」

  貴久翁師匠「ちょっとそこまで。病院に。お客さんのお見舞い」

       翔太師匠   「・・・どっちのお客さんですか?」

 

 

6.翔太師匠「どちらまで?」

  産平師匠「ちょっとそこまで。カミさんに頼まれるいつものお使い」

 

 

7.翔太師匠「どちらまで?」

  行楽師匠「ちょっとそこまで。銀行の人が来るって言うので」

 

 

8.翔太師匠 「どちらまで?」

  貴久翁師匠「ちょっとそこまで。保健所の人が来るって言うので」

 

 

9.翔太師匠「どちらまで?」

       泰平師匠「ちょっとそこまで。家に帰る前に心の準備をしてるんですよ」

       翔太師匠「出かけるんじゃなくて、帰るんですね」

 

 

10.翔太師匠「どちらまで?」

  縁楽師匠「ちょっとそこまで。官邸と口裏合わせに」

 

 

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