笑点風大喜利寄席

50年を超えた長寿番組「笑点」。中でも大喜利は、メンバーのキャラクター人気もあり、愛されつづけています。そんな大喜利の構成を拝借し、オリジナルの問答をつくっていくパロディブログです。川柳やなぞかけなども掲載しています。

181. 大喜利 お題 「先生、こんな症状なんですが」

医者と患者シリーズ。みなさんは患者。どんなことで来院したのかを、医者であるわたしに言ってください。わたしが、「どれどれ、そんなことないですよ」と言いますので、さらに返してください。

 

 

1.行楽師匠   「先生、膝がけいれんするんです」

  翔太師匠   「どれどれ、そんなことないですよ」

  行楽師匠   「貧乏ゆすりか」

 

 

2.泰平師匠   「右の脇腹に黒いアザのようなものが」

  翔太師匠   「どれどれ、そんなことないですよ」

  泰平師匠   「長年の間に、絶対となりから感染してると思うんです」

 

 

3.縁楽師匠   「先生、先日の手術で、何かお腹の中に忘れ物してませんか」

  翔太師匠   「どれどれ、そんなことないですよ」

        縁楽師匠   「みんなから、腹に一物ありそうだって言われるんですよ」

 

 

4.古遊三師匠 「最近、どうもあっちのほうが」

  翔太師匠  「どれどれ、そんなことないですよ」

  古遊三師匠 「その袋とじ、効きますねぇ」

 

 

5.貴久翁師匠 「先生、歯槽膿漏でしょうか」

  翔太師匠     「どれどれ、そんなことないですよ」

  貴久翁師匠 「思想朦朧でしょうか」

 

 

6.産平師匠   「最近、夜泣きがひどくて不眠症ぎみなんです」

  翔太師匠   「どれどれ、そんなことないですよ」

  産平師匠   「泣きながら、お題を考えてるんです」

 

 

7.泰平師匠   「先生、最近頭痛がひどいんですよ」

  翔太師匠   「どれどれ、そんなことないですよ」

  泰平師匠   「またひとつ頭痛のタネが」

 

 

8.縁楽師匠    「不整脈があると思うんですが」

  翔太師匠 「どれどれ、そんなことないですよ」

  縁楽師匠 「いや、豊洲をめぐって不正な金脈があると思うんです。追求はどうなったのかな」

 

 

9.貴久翁師匠 「先生、ここのところ頭の調子がいいんですよ」

  翔太師匠  「どれどれ、そんなことないですよ」

  貴久翁師匠 「いつもの薬ください」

 

 

10.古遊三師匠 「物忘れがひどいんです」

   翔太師匠     「どれどれ、そんなことないですよ」

   古遊三師匠 「先日も受診料払わないで帰っちゃって」

 

 

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180. 狂歌 お題 「ジューンブライド(結婚)」

ジューンブライド。耳ごこちのよい言葉だと思います。元々、ヨーロッパに由来していて、古代神話起源説、天候説、農閑期説などがあるようです。ともあれ、おめでたいことは1年中どこでもよろしいかと。そこで、お題は「結婚」。結婚に関係することで狂歌をつくってみました。狂歌の第3弾になります。定番の大喜利問答のほかにも、川柳やなぞかけなども掲載しています。よろしかったらご覧ください。


1. 天城越え 替え歌うたう 同級生 隠しきれない 婚活中


2. 純白の ドレスリサイズ 二人分 胎児に見せる バージンロード


3. 反対の 親を説き伏せ 今日の日に ジューンブライド 雨雨あがる


4. 嫁ぐ朝 定番あいさつ するつもり けれど今日とて 彼いない朝  (行ってきまーす☆彡)


5.「支えあう」  なんとか噛まず 言い終えた 緊張とけて 彼が支えた


6. 招待状 出席欠席 迷う〇 ポーカーフェイス できないわたし


7. 入刀に 笑顔でこたえた 瞬間に フラッシュたかれ ケーキ倒れた


8. ご両家の いやさか願う 挨拶に 彼の親族 どこのだれだか


9. 二次会の 宴もたけなわ 盛り上がり 主役わからず 口説いてくるヤツ

 

 10.御礼の   挨拶なぜか お葬式 ネクタイの色 ちがうだけじゃね 

 

 

 

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179. 【再掲】 大喜利 お題 「デジャブ」

みなさん、あれっ、この光景は前にもどこかで見たことがある、この感じは体験したことがある、などと思ったことがあると思います。そういう不思議な感覚のことをデジャブと言います。そこで、「あっ、これは前に見た」とか、「ここには来たことがある」などと、デジャブの感覚を言ってください。わたしが、「どうしてそう思うんですか?」と訊きますので、答えてください。

 

1.貴久翁師匠 「初めてのはずだけど、この会場には前にも来たことが
ある」
        翔太師匠   「どうしてそう思うんですか?」
        貴久翁師匠  「眼が悪くなって、みんな同じに見えるの」
        翔太師匠   「お客さんはカボチャじゃないですからね」


2.泰平師匠      「この光景は動画を見るようにハッキリと覚えている」
        翔太師匠      「どうしてそう思うんですか?」
        泰平師匠      「このあと、ヒマしてる山多さんが突き飛ばしに来る・・・ほらね」
        翔太師匠   「いつものことでしょ」


3.縁楽師匠      「人間は二度死ねるのか」
        翔太師匠   「どうしてそう思うんですか?」
        縁楽師匠      「唄丸師匠の葬儀に来たのは二度目のような気がする」  
        翔太師匠   「まだ一度目もやってないですから」
        縁楽師匠      「じゃ、今度は三度目の正直か」


4.古遊三師匠 「この光景は見たことがある」
        翔太師匠     「どうしてそう思うんですか?」
        古遊三師匠 「目の前にカツ丼があるし、手首に感覚がよみがえる」
        翔太師匠  「それ、条件反射じゃないですか」


5.産平師匠     「これは、輪廻転生がなせる業か」
        翔太師匠     「どうしてそう思うんですか?」
        産平師匠     「わが子の目を通してわたしを見ている自分がいる」
        翔太師匠  「怖いんですけど。それ、オカルトでしょ」


6.行楽師匠     「このシーンは昔みた夢に違いない」
        翔太師匠     「どうしてそう思うんですか?」
        行楽師匠     「こうして、しのぶ亭にお客さんがいっぱいで」
        翔太師匠  「それ、夢が現実になったということでしょ」


7.泰平師匠  「小学校の教壇に座らされていたときの感覚と同じです」
        翔太師匠  「それは記憶でしょ」
        泰平師匠  「こうやって、座布団もなく座らされている自分を見ま
した」
        翔太師匠  「要は、昔と変わってないということですね」


8.産平師匠     「子どもの頃に見た貴久翁師匠の高座とまったく同じだ」
        翔太師匠  「どうしてそう思うんですか?」
        産平師匠     「同じところで噛んでますから」
        翔太師匠  「それ、今も同じっていうことじゃないですか」


9.貴久翁師匠 「ややっ、ここは!これは・・・」
        翔太師匠     「どうしてそう思うんですか?」
        貴久翁師匠 「昔のことなので、思い出せないの」
        翔太師匠     「それじゃ、デジャブかどうかわからないでしょ」


10.縁楽師匠    「これはデジャブか?それとも現実の世界か?」
        翔太師匠 「どうしてそう思うんですか?」
        縁楽師匠    「今の国際情勢、80年さかのぼった時代を見ている気がするもんだから」
        翔太師匠 「それ、デジャブの逆じゃないですか」]

 

 

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178. 大喜利 お題 「童謡」

子どもの頃に聴いた童謡は今でも耳に残っている名曲が多いと思います。今の子どもたちが知らず、歌っていないものも多くなっているでしょうが、それはともかく、有名な童謡の一節を歌ってください。わたしが、「どういう歌ですか?」と訊きますので、意味を解説してください。


1.貴久翁師匠「♪  この道は  いつか来た道  ああ  そうだよー ♪」

  翔太師匠 「どういう歌ですか?」

  貴久翁師匠「やっと、家に帰る道を思い出したの」


2.産平師匠  「♪  さいた  さいた  チューリップのはなが  ならんだ  ならんだ  あか  しろ  きいろ  ♪」

  翔太師匠  「どういう歌ですか?」

  産平師匠  「どうして、赤と白と黄色だけなんだ?!」

        縁楽師匠  「そうだ、そうだ。緑は絶滅種だからなくてもいいけど」


3.縁楽師匠   「♪  山寺の  和尚さんが  まりはけりたし  まりはなし・・・ ♪ 」

  翔太師匠   「どういう歌ですか?」

        縁楽師匠   「今の時代じゃ、動物虐待で、ありえない歌詞です」


4.古遊三師匠 「♪  むすんで  ひらいて  手をうって  むすんで  ♪」

  翔太師匠  「どういう歌ですか?」

  古遊三師匠 「リハビリ中」


5.泰平師匠   「♪  ひとつとせ  ひとりおふろに  入るときゃ  ♪」

  翔太師匠   「どういう歌ですか?」

  泰平師匠   「翔太師匠、今日も自分でお疲れさまの歌」


6.行楽師匠   「♪  うみはひろいな  おおきいな  つきがのぼるし  ひがしずむ  ♪」

  翔太師匠   「どういう歌ですか?」

  行楽師匠   「この歌、天動説ですね」


7.産平師匠    「♪  おうちがだんだん  とおくなる  とおくなる  ♪」

  翔太師匠 「どういう歌ですか?」

  産平師匠 「泰平師匠、午前様の歌」


8.泰平師匠   「♪  エッサ  エッサ  エッサホイ サッサ  おさるのかごやだ  ホイサッサ  ♪」

  翔太師匠   「どういう歌ですか?」

  泰平師匠   「大月の交通事情」


9.古遊三師匠  「♪  お手てつないで  野道をゆけば  ♪」

  翔太師匠   「どういう歌ですか?」

  古遊三師匠  「遭難注意!秩父の歌」


10.貴久翁師匠「♪  やねよりたかい  こいのぼり・・・  ♪」

   翔太師匠    「はい、わかりました」

   貴久翁師匠「やーねぇー」

 

 

 

*以上の楽曲です

   1.「この道」  2.「チューリップ」  3.「山寺の和尚さん」  4.「むすんで ひらいて」  5.「おふろのかぞえうた」  6.「うみ」  7.「あの町 この町」  8.「おさるのかごや」  9.「靴が鳴る」  10.「こいのぼり」

 

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*右のサイドバー内にある検索マドに再掲と入力されると、再掲出したお題一覧が示されます。比較的おもしろいとおもわれる問答を再掲にしていますので、よろしかったらご覧ください

 

 

177. 大喜利 お題 「擬人化 ~〇〇のひとり言~」

人間ではないものを人間に見立て、比喩的に表現することを擬人化と言いますが、みなさんはいろいろなものを人間に見立てて、「ナニナニのひとり言です」と言ってください。わたしが、「なんですか?」と訊きますので、さらに続けてください。




1.貴久翁師匠「手袋のひとり言です」

  翔太師匠 「なんですか?」

  貴久翁師匠「あんな暑苦しい手を入れてきて、暑くてしょうがない」




2.行楽師匠「わたしの財布のひとり言です」

  翔太師匠「なんですか?」

  行楽師匠「みんな、来てもすぐに出て行ってしまう。友だちいなくてさびしいなぁ」




3.縁楽師匠「スマホのひとり言です」

        翔太師匠「なんですか?」

        縁楽師匠「おれもヒマだからいいんだけどさぁ」

   翔太師匠「1枚差し上げて」




4.古遊三師匠 「ママチャリのひとり言です」

  翔太師匠  「なんですか?」

        古遊三師匠 「最近、電動じゃないと肩身が狭くて」




5.産平師匠「郵便ポストのひとり言です」

  翔太師匠「なんですか?」

  産平師匠「ラブレターも見なくなったし、ますます歳をとっていくなぁ」

       翔太師匠「1枚差し上げて」




6.泰平師匠「歯ブラシのひとり言です」

  翔太師匠「なんですか?」

  泰平師匠「そんなに毎日一生懸命磨いたら、わたしの寿命が縮むでしょ!」




7.古遊三師匠「落語家の扇子のひとり言です」

  翔太師匠 「なんですか?」

  古遊三師匠「狸じゃないんだから、そう何役もできるかっていうの」




8.貴久翁師匠「まねき猫のひとり言です」

  翔太師匠 「なんですか?」

  貴久翁師匠「ヒマだなぁ」

       翔太師匠    「1枚差し上げて」




9.縁楽師匠「築地市場のひとり言です」

  翔太師匠「なんですか?」

  縁楽師匠「別にわたしが悪いわけじゃないよね」




10.泰平師匠「笑点座布団のひとり言です」

   翔太師匠「なんですか?」

   泰平師匠「管理人さん、そろそろ定年じゃないんですか」