笑点風大喜利寄席

50年を超えた長寿番組「笑点」。中でも大喜利は、メンバーのキャラクター人気もあり、愛されつづけています。そんな大喜利の構成を拝借し、オリジナルの問答をつくっていくパロディブログです。川柳やなぞかけなども掲載しています。

204. 大喜利 お題 「式場、空いてます」

ジューンブライド。6月の花嫁は幸せになるなんてことも言われます。そこで、新婦になるわたしが式場の空きを尋ねますので、ブライダルアドバイザーのみなさんは、こういうところでしたら空きがありますよと言ってください。わたしが、「そこでいいです」と言いますので、さらに続けてください。  (このお題は、本日の放送からお借りしています)

 

 

1.行楽師匠 「古い部屋なら空いてるんですが」

  翔太師匠 「そこでいいです」

        行楽師匠 「ま、お似合いか」

 

 

2.産平師匠 「ちょっと高い部屋でよろしければ」

  翔太師匠 「そこでいいです」

  産平師匠 「2回目は半額になりますので」

 

 

3.古遊三師匠「わたしが懇意にしている式場なら空いてます」

  翔太師匠    「そこでいいです」

        古遊三師匠「なぜか、ご祝儀の盗難がよく起こるんですがね」

 

 

4.泰平師匠 「一軒家の貸切でしたら、その日はちょうど空いてます」

  翔太師匠 「そこでいいです」

  泰平師匠 「独身の家主に、地方の落語会の仕事が入ってますから」

 

 

5.貴久翁師匠「その日は空いてます」

  翔太師匠    「そこでいいです」

  貴久翁師匠「東京オリンピックの開会式ですから」

        翔太師匠    「そんな先の年の予約しないでしょ」

        貴久翁師匠「これから相手をみつけるのかと」

 

 

6.古遊三師匠「秩父にある森の自然に囲まれた式場はどうですか」

  翔太師匠 「そこでいいです」

  古遊三師匠「こうもりが出てきますから、雨が降っても大丈夫です」

 

 

7.泰平師匠 「ちょっと遠いですが、大月なんかどうでしょう」

  翔太師匠 「そこでいいです」

  泰平師匠 「最初から最後までランプの演出がすてきです」

 

 

8.産平師匠 「披露宴には不人気な部屋なんですが」

  翔太師匠 「そこでいいです」

  産平師匠 「立食形式なので、みなさん疲労されるんです」

 

 

9.縁楽師匠 「広~い会場で、しかも新築未使用です」

  翔太師匠 「そこでいいです」

        縁楽師匠 「安くします。8億円値引きしますから」

 

 

10.縁楽師匠 「もうひとつ、貸切で使える未使用の会場があるんですが」

  翔太師匠 「そこでいいです」

  縁楽師匠 「まだ魚くさくないですから」

 

 

 

*一番上のブログタイトルをクリック(タップ)すると、トップページ(最新状態)にアクセスできます

 

203. 大喜利 お題 「水に流しましょう」

耳慣れたフレーズではありますが、最近はあまり使われていないかもしれません。言う側にとって、都合がよさそうでもあります。みなさんは、何かを水に流しましょうと言ってください。わたしが、「そんなの、いやですよ」と言いますので、さらに続けてください。

 

 

1.縁楽師匠 「お互いさまですから、水に流しましょう」

  翔太師匠 「そんなの、いやですよ」

  縁楽師匠 「なれ合いしないと、日本じゃ生きていけないよ」

 

 

 

2.行楽師匠 「過去の行き違いは、水に流しましょうよ」

  翔太師匠 「そんなの、いやですよ」

  行楽師匠 「貸した、借りてないだけの問題じゃないですか」

        翔太師匠 「大問題でしょ」

 

 

 

3.泰平師匠 「失恋の思い出は、水に流しましょう」

  翔太師匠 「そんなの、いやですよ」

        泰平師匠 「たくさん詰まってて、流れませんねぇ」

 

 

 

4.貴久翁師匠「親分、ホトケを水に流しやすぜ」

  翔太師匠    「そんなの、いやですよ」

  貴久翁師匠「まだ生きてた」

 

 

 

5.古遊三師匠「水に流して、握手しましょう」

  翔太師匠    「そんなの、いやですよ」

  古遊三師匠「あ、トイレ行って、手を洗ってなかったか。流してもいないな」

 

 

 

6.産平師匠 「師匠、オムツのうんちをトイレに流しましょうね」

  翔太師匠 「そんなの、いやですよ」

  産平師匠 「まだ若いのに」

     翔太師匠 「座布団、全部没収!」

 

 

 

7.縁楽師匠 「メンバー全員で、灯篭を水に流しましょう」

  翔太師匠 「そんなの、いやですよ」

  縁楽師匠 「今年は間に合わないか」

 

 

 

8.行楽師匠 「襲名問題は水に流しましょう」

  翔太師匠 「そんなの、いやですよ」

        行楽師匠 「もめてるんだ?」

        翔太師匠 「もめてないです!二人の座布団、1枚づつ取って」

        縁楽師匠 「とばっちりだろ」

 

 

 

9.泰平師匠 「師匠、破門問題は水に流しましょう」

  翔太師匠 「そんなの、いやですよ」

        泰平師匠 「やっぱり、破門されるのはいやですか」

  翔太師匠 「逆でしょ!」

 

 

 

10.古遊三師匠「親分、証拠が残らないように水に流しましょう」

  翔太師匠    「そんなの、いやですよ」

  古遊三師匠「おサツを流したら、なんのためにやったかわからなくなっちゃうか」

 

 

 

 

*一番上のブログタイトルをクリック(タップ)すると、トップページ(最新状態)にアクセスできます

 

202. 【再掲】 大喜利 お題 「有名人のハローワーク」

歴史上の有名人が突然現代にタイムスリップしてきました。でも、仕事がないので、ハローワークに来ています。有名人であるみなさんは、自分は誰々だと名乗ってください。わたしがハローワークの人。信じられない話ですが、一応、「何ができるんですか?」と訊きますので、返してください。




1.縁楽師匠  「わしは、家康じゃ」
        翔太師匠  「何ができるんですか?」
        縁楽師匠  「江戸の湾岸開発はまかせなさい。江戸町奉行は誰じゃ。賄賂を取っている者がおれば、即刻打ち首にしてくれる」




2.産平師匠  「わしは坂本龍馬ぜよ」
        翔太師匠  「何ができるんですか?」
        産平師匠  「江戸と長州、薩摩の間を結ぶ飛脚便なら得意ぜよ」




3.貴久翁師匠「わては東洲斎写楽と申します」
        翔太師匠    「何ができるんでっか?」
        貴久翁師匠「似顔絵くらいならちょっとできまっせ」




4.古遊三師匠 「わしは石川五右衛門だ」
        翔太師匠  「何ができるんですか?」
        古遊三師匠 「どこかの銭湯のポスターに使ってもらえんかな」




5.行楽師匠   「われは、仁徳天皇である」
        翔太師匠   「何ができるんですか?」
        行楽師匠   「大きな土木工事ならお手のものじゃ」




6.泰平師匠   「わたしは、千利休です」
        翔太師匠   「何ができるんですか?」
         泰平師匠  「お茶出しくらいなら」




7.古遊三師匠「おいは、西郷隆盛でごわす」
        翔太師匠 「何ができるんですか?」
        古遊三師匠「犬の散歩」




8.産平師匠  「伊能忠敬でござる」
        翔太師匠  「何ができるんですか?」
        産平師匠  「グールグル地図ならつくれるが」




9.縁楽師匠  「われは、大国主命じゃ」
        翔太師匠  「何ができるんですか?」
        縁楽師匠  「縁結びは得意だが、一人もんの落語家は難しいな」




10.貴久翁師匠「おれは、森の石松よ」
         翔太師匠    「何ができるんですか?」
         貴久翁師匠「回転寿司なんかどうかな」

 

 

 

 

*一番上のブログタイトルをクリック(タップ)すると、最新ページにアクセスできます

*投稿コメントがそのまま公開されることはありません

 

201. 大喜利 お題 「遅刻の言い訳」

時間を守るのはたいせつなことですが、不可抗力にしろ、ウッカリにしろ、遅刻してしまうことがないとは限りません。そこで、みなさんは遅刻したひとになって、遅れた言い訳をしてください。わたしが、「そんなの言い訳にならないでしょ」と言いますので、さらに続けてください。

 

  

1.泰平師匠  「申し訳ありません。昨晩は眠れなかったんです」

  翔太師匠  「そんなの言い訳にならないでしょ」

  泰平師匠  「明日、お見合いだから早く寝なきゃと言ったら、家内とけんかになりまして」

 

 

2.古遊三師匠「財布を忘れて家を出ちゃいました」

  翔太師匠    「そんなの言い訳にならないでしょ」

  古遊三師匠「途中で都合つけるのにちょっと時間がかかったもんですから」

 

 

3.縁楽師匠  「生き死にの問題が起こりまして」

  翔太師匠  「そんなの言い訳に・・・」

        縁楽師匠  「おんなが、行くんだったらわたしを殺してからにしてっ、なんてね、へへ・・・離さない」

  翔太師匠  「圓生師匠ですか」

 

 

4.貴久翁師匠「信じられないことが起こりまして、出棺に遅れました」

  翔太師匠 「そんなの言い訳にならないでしょ」

  貴久翁師匠「わたし、棺桶に入っていないのに、出棺してしまったんです」

  翔太師匠    「こわいです」

 

 

5.行楽師匠  「会議に十分間に合うように出たんですが、電車が遅れまして」

  翔太師匠  「そんなの言い訳にならないでしょ」

  行楽師匠  「大丈夫です。遅れても遅れなくても、発言はしませんので」

 

 

6.産平師匠  「ごめんごめん、おしゃれしようと思って時間かかっちゃった」

  翔太師匠  「そんなの言い訳にならないでしょ」

  産平師匠  「あれ、どうしてここにいるの?間違って、元カノにメールしちゃったのか」

 

 

7.泰平師匠   「2つの目覚まし時計の電池が同時に切れるなんて信じられません」

  翔太師匠   「そんなの言い訳にならないでしょ」

  泰平師匠   「ひとつは、課長のお宅から黙っていただいたものですが、安物ですか?」

 

 

8.貴久翁師匠「勘ちがいして、ちがう仕事の現場へ行っちゃいまして」

  翔太師匠 「そんなの言い訳にならないでしょ」

  貴久翁師匠「あれ、ここもちがうなぁ」

 

 

9.縁楽師匠  「ご招待しておきながら、仕事が長引き、遅れまして申し訳ありません」

  翔太師匠  「そんなの言い訳にならないでしょ」

  縁楽師匠  「官邸に呼ばれてたものですから」

  翔太師匠  「最強の言い訳ですね」

 

 

10.古遊三師匠「おつとめご苦労さまでございました。ちょっと警察に呼ばれてました」

   翔太師匠    「そんなの言い訳にならないでしょ」

   古遊三師匠「カツ丼が来るのが遅かったもので」

 

 

 

*一番上のブログタイトルをクリック(タップ)すると、トップページ(最新状態)にアクセスできます

 

200. 大喜利 お題 「紙一重」

世の中には、どちらかビミョー、なんてことがありますよね。紙一重というやつです。そこで、これはあまり変わらないな、と思うものを挙げてください。わたしが、「なんですか?」と訊きますので、続けてください。

 

 

1.縁楽師匠 「ほとんど変わらないな」

  翔太師匠 「なんですか?」

  縁楽師匠 「普通預金と定期預金。銀行は、成長性に投資してるのかな」

  行楽師匠 「しのぶ亭に」

 

 

2.行楽師匠 「縁楽師匠とわたし」

  翔太師匠 「なんですか?」

  行楽師匠 「人望」

     縁楽師匠 「ちょっと待って。どっちが上なの」

  行楽師匠 「どっちもどっち」

     翔太師匠 「行楽師匠に1枚差し上げて」

 

 

3.泰平師匠 「本気と浮気」

  翔太師匠 「なんですか?」

        泰平師匠 「区別がつかない人もいるみたいです」

        翔太師匠 「座布団、差し上げて。ご自分のことですか?」

        泰平師匠 「本気がわからない人もいるみたいです」

  翔太師匠 「座布団2枚取って!」

 

 

4.貴久翁師匠「古典落語と新作落語」

  翔太師匠    「えーっ、なんですか?」

        貴久翁師匠「噺を忘れたら、ごちゃまぜにする」

        翔太師匠    「それ、一重じゃないでしょ」

     貴久翁師匠「二重におもしろい」

 

 

5.古遊三師匠「ご馳走になる」

  翔太師匠    「なんですか?」

  古遊三師匠「店にご馳走になる」

        翔太師匠    「捕まるかどうかの紙一重でしょ。座布団、取って」

 

 

6.産平師匠 「どっちも必要なんです」

  翔太師匠 「なんですか?」

  産平師匠 「子どものオムツと、笑点の楽屋のオムツ」

     翔太師匠    「大人用は、紙二重でお願いします」

 

 

7.縁楽師匠 「紙一重。トランプと金正恩」

  翔太師匠 「なんですか?」

  縁楽師匠 「髪一重」

 

 

8.行楽師匠 「池之端しのぶ亭と、若竹」

  翔太師匠 「なんですか?」

        行楽師匠 「紙一重じゃ、あぶない」

        翔太師匠 「自覚に1枚差し上げて」

        行楽師匠 「大丈夫。縁楽師匠保証人の紙が何枚も」

        泰平師匠 「なんまい陀仏」

 

 

9.泰平師匠 「24時間マラソン、東京ビッグサイトのゴールへの道のり」

  翔太師匠 「なんですか?」

        泰平師匠 「走り切ろうという信念と、走り切らせてくださいという神頼み」

        翔太師匠 「神一重ですかね」

 

 

10.古遊三師匠「これにお金払うの?」

  翔太師匠    「なんですか?」

        古遊三師匠「買わなくても、長年の技でのぞき見る袋とじ。紙一重」

        翔太師匠    「立ち読みが判明したところで、大喜利、この辺でっ!」

 

 

 

*一番上のブログタイトルをクリック(タップ)すると、トップページ(最新状態)にアクセスできます