196．　大喜利お題　「人寄せパンダ」

パンダ人気にあやかろうという意味で、客寄せのための人やモノのことですね。そこで、どうしたら集客できるかを考えていただきたい。みなさんは地方の観光案内所の人になって、こんなアイデアはどうだろうと言ってください。相方のわたしが、「どうするんですか？」と訊きますので、続けてください。

１．泰平師匠「やっぱり、古遊三師匠に来てもらうしかにゃーだろ」

　　翔太師匠「どうするんですか？」

　　泰平師匠「ちょっとメイクすりゃ、裏山のたぬきに間違えられるから着ぐるみもいらねえし、地元だからギャラも安くしてくれるらぁ」

２．古遊三師匠「秩父も、祭りと横穴式住居だけじゃ、これ以上は難しかんべぇ」

　翔太師匠「どうするんですか？」

　　古遊三師匠「泰平師匠の財力で、唄丸記念館をつくってもらうっていうのはどうだんべぇ」

　　翔太師匠「座布団取って。ひとの記念館を勝手につくらないの」

　古遊三師匠「ゆくゆくは、翔太記念館も増設すべぇ」

　　翔太師匠「もう１枚取って」

　　縁楽師匠　「順番に入ってもらって、笑点記念館というのはどうだんべぇ」

　　翔太師匠「急に観光案内所の人が増えましたね」

　　古遊三師匠「それなら大月でもいいだぎゃぁ」

　　泰平師匠「たぬきはどうなるんですか」

３．産平師匠「笑点メンバーのみなさんは忙しくて呼べないから、やっぱりアイドルだやなぁ」

　　翔太師匠「どうするんですか？」
　　産平師匠「裏知名度からすると、笑点メンバーのおカミさんたちでつくる笑点カミさんズっていうのはどうかに。産平師匠んちは、子どもが小さいから無理だやなぁ」

　　翔太師匠「それじゃパンダがいなくなっちゃうでしょ！座布団取って」

４．行楽師匠「カッパを捕まえてきたら大賑わい間違いないっしょ」

　　翔太師匠「どうするんですか？」

　　行楽師匠「貴久翁師匠にお願いしたら、なんとかなると思わんかね」

　　貴久翁師匠「・・・ならないの。カッパもみんな高齢化で」

５．縁楽師匠「築地市場直送の新鮮な料理づくしの宿で売りだそう」

　　翔太師匠「どうするんですか？」

　　縁楽師匠「あ、築地へはここから送ってるんだったな」

　　翔太師匠「本末転倒ですが、ブランド力の問題ですよね」

６．貴久翁師匠「毎週毎週、宇宙旅行が当たるツアーを企画すりゃぁいいだよ」

　　翔太師匠　「どうするんですか？」

　　貴久翁師匠「翔太んちが住んでる洞窟を、プラネタリウムにすりゃぁいいだに」

　　翔太師匠「わかってますね。１枚取って」

７．泰平師匠「お化け屋敷を誘致したらええどす」

　　翔太師匠「どうするんですか？」

　　泰平師匠「国会を持ってくるだけどすがな」

　　翔太師匠「そちらは集客しなくても大丈夫じゃないですか」

８．産平師匠「画期的なミス＆ミセスコンテストはどうですか」

　　翔太師匠　「どうするんですか？」

　　産平師匠　「年齢別と体重別を設けて、YOU TUBE上で世界大会もやるんです」

　　翔太師匠「美の価値観革命ね」

９．古遊三師匠「Ｂ級でもＣ級でもいいから、とにかくおいしそうなもので勝負じゃ」

　　翔太師匠「どうするんですか？」

　　古遊三師匠「できれば、Ｄとか、Ｅとか、Ｆのほうがいいが。まぁ、早い話が、ストリップ劇場だな」

　　翔太師匠「座布団持ってって」

10．縁楽師匠「トランプタワーそっくりのミニチュアビルをつくるっていうのはどうじゃ」

　　翔太師匠「どうするんですか？」

　　縁楽師匠「横に、ゴジラも並べるんじゃ。世界中から観光客が来るじゃろ」

＊方言らしきものは、テキトーですのでご容赦のほど

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